おはようございます。エステティシャン・美容家の永松 麻美です。皆さんにおすすめしたい朝美容コスメやテクニックを土曜日(隔週)にお届けしています。
今朝は、ボディの乾燥が気になり始めた方におすすめの、冬でも乾燥しない「うるおいボディ」を作るヒントを3つご紹介します。
【1】ボディケアの要は「洗い方」
ボディの乾燥や粉吹きを予防するために、まず大切はのは保湿をすること…ですが、まずその前に、実は「洗い方」が重要です。
石鹸やボディソープは脱脂力が強く、汚れと一緒に皮脂やうるおいまで落としてしまいがち。冬場はとくに、この「落としすぎ」が乾燥の一番の原因になります。
特に汚れやすい環境やライフスタイルを送っている、という場合を除き、通常はボディソープで洗うのは週に2、3回で十分といわれています。
人の体で匂いが出やすいのは頭皮、耳の後ろ、脇、性器周辺、足の指の間。その部分だけしっかりと洗えば、足の脛、お腹、腕や肩などは毎日洗浄料で洗う必要はありません。
また、ナイロン製のタオルなどでゴシゴシ洗うのはNG。洗顔と同じく、ボディも泡を手で転がすように「摩擦」が起こらないように洗いましょう。
【2】ボディ保湿のタイミングはここ!
乾燥対策にボディークリームを使っている人もいると思います。
大事なのは、この保湿のタイミング。
お風呂上がり、なるべくはやく保湿したほうがお肌の水分蒸散を防いでくれます。
また、足の脛が粉吹きする、乾燥する方は朝着替えのとき、ストッキングやタイツなどを履く直前に保湿をすると静電気などが起こりにくく保護になるのでおすすめです。
【3】「衣類」選びにも気をつけて
実は、保温機能のあるインナーは、吸湿発熱効果や静電気によりお肌が乾燥することがあります。
インナーに限らず、マフラーやストールなどの巻き物も、化学繊維が合わずに乾燥やかゆみが引き起こることもあります。
とは言え、全て綿の衣類にするのは難しいかもしれません。お肌が敏感な人は肌に触れる一番内側のものだけ、素材に気を付けてみるのも一つの手かもしれません。
最近では肌に優しい竹素材を使ったインナーなどもあるので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
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お顔だけではなく、身体も乾燥してくる季節がやってきます。とくに足の脛などは、気がつかないうちに粉吹きして、かゆみや乾燥が進行していくこともあります。
たかが乾燥と思わずにしっかりとケアする習慣をつけていきましょう。