本連載「プチプラで楽しむファッションコーデ術」では、毎朝のヒントとなるような「プチプラコーディネート術」をお届けします♪
(編集部より)朝時間.jpの「SDGsを考える月間」に合わせ、今回特別にSDGsテーマの記事をお届けいただきました。
おはようございます。パーソナルスタイリストの高橋愛です。
今週は、朝時間.jpの「SDGsを考える」月間にあわせ、ファッションの面からSDGsについて考えてみたいと思います。
SDGsとは「持続可能な開発目標」なので、アクションに移すなら
- 身近で取り入れやすいこと
- 何ができるか、選択肢を知っておくこと
などが大事なのかなと私は思っています。ファッションにおいても、誰でもすぐできるSDGsアクションはたくさん!今日は、その中のいくつかをご紹介します。
【Vol.1】棄てる前に、考えてみよう!
ムダ買いを控えていたとしても、トレンドや体型の変化、経年変化などで、どうしても「古着」「着なくなった洋服」は出てしまいますよね。
特に、子供服などはあっという間にサイズアウトしてしまうことも。
まだ着られそうなものはすぐに捨てず、フリマサイトに出したりリサイクルショップに持っていくのがおすすめです。
子供服なら、知り合いのお子さんにお下がりとして譲ったり、保育園に持っていったり、寄付する方法もありますよね。
汚れてしまって、他の人にはもう譲れないかな…というものや、破れてしまったり劣化してしまったものも、棄てる前に一度「なにか役に立てる方法はないかな?」と考えるクセをつけたいですね。
例えば、自治体のリサイクル回収。回収ボックスで集められた古着は、衣類やカーペットの下地、ぞうきんなどに再利用されるそうです。もちろん、ごみの削減にもつながります。
【Vol.2】活用したい!「RE.UNIQLO」回収ボックス
最近は身近なプチプラブランドもエシカルファッションの取り組みをしています。(エシカル=環境保全や社会貢献につながる)
知らないうちにエシカルファッションを取り入れていた…なんていうこともあるかもしれません。
多くの方にとっての身近なプチプラブランドである「UNIQLO」を見てみましょう。
UNIQLOでは「2030年度までに全使用素材の約50%をリサイクル素材などに切り替える」という発表をしています。
大きい会社だからこそスピード感を持って取り組めることなのかもしれないですが、どんどんこんな取り組みが広がったらいいですよね!
UNIQLOでは全商品をリサイクル、リユースする「RE.UNIQLO」という活動が始まっています。意外と知らない人も多いのでは?
そう、RE.UNIQLO回収ボックスを活用することは、まさに今すぐ誰にでもできることのひとつ!
不要になってしまったユニクロ、GU、プラステの服を各店舗に設置されたRE.UNIQLO回収ボックスに入れるとリサイクル、リユースに分けられ、再生資源として利用できるものは使われます。
比較的家から行きやすいところにUNIQLO店舗がある方は多いはず。
ごみとして棄ててしまう前に、RE.UNIQLO回収ボックスの存在を思い出してみてくださいね!
【Vol.3】プチプラ服こそ厳選するクセを!
「つくる責任」「つかう責任」という12番目の目標はファッションと1番近そうです。
着た後のことを考えるのも大事ですが、そもそも選ぶ段階での意識も大事だなと思っています。
「とりあえず安かったから」「流行っているから」そんな理由だけで選んでしまうと、あぁこれいらないかも…ということになりがち。
プチプラって高い服よりも気軽に買えてしまうので、いま一度プチプラこそ厳選する目、が大事なのかもしれませんね!
ウエスとして「使い切る」方法も
私が取り入れているSDGsアクションは、廃棄を考えている服を解体して「ウエス」として利用していることです。
上の写真のように適当に正方形にざくざく切ったものを、みんなが手に取りやすい場所に置いています。ササッと洗面所やキッチンの汚れを落としたい時に使ったりして、最後の最後まで使い切るようにしています。
他にも出来ることは無いかなぁ?と、いつも考えながら暮らしています。
SDGsにつながるファッションのサステナブルアクション、みんなで工夫しながら見つけて、実践していけると良いですね!
◆高橋愛Amebaオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/real-clothes-ai/
◆高橋愛Instagram:@ai.takahashi328
☆この連載は【毎週水曜日】更新です。来週もどうぞお楽しみに!