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第9回 料理レシピ本大賞「料理部門」入賞!土井善晴さん・土井光さん共著『お味噌知る。』

 

朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。

9月6日、料理研究家の土井善晴さん・土井光さんの共著『お味噌知る。』が、「第9回 料理レシピ本大賞 ㏌ Japan 2022」の料理部門に入賞されました。「まっこリ~ナのカフェボンボン」でもご紹介させていただいたレシピ集です。この機会にその記事(2021年11月3日)をあらためてお届けします。

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料理することは自分を大切にすること。土井善晴さんの味噌汁レシピ集

今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『お味噌知る。』

味噌汁を作ることは、お料理すること。料理をすることは、自分を大切にすること。一汁一菜でよいという考え方を提案する料理研究家・土井善晴さんのお味噌汁についての本、新刊です。長女の土井光さんとのはじめての共著です。日々の暮らしとごはんづくりのヒントが見つかる一冊です。


お味噌知る。
著者:土井善晴/土井光
出版社:世界文化社

自分のために、家族のために毎日作るお味噌汁。朝も夜も、暑いときも寒いときも、お味噌汁を食べればおいしくてほっとする。

さまざまな暮らしに寄り添う味噌汁を紹介した本書。「自立の味噌汁」「家族の味噌汁」「組み合わせる味噌汁」「季節の味噌汁」などのテーマで、おいしい味噌汁の作り方とレシピを紹介しています。

「ひと椀の中のお味噌汁の世界は、とても小さいですが、そこには無限の変化と可能性があります」。そう語る土井先生のお味噌汁は、こうあらねばというルールにとらわれず、具材の使い方もとても自由です。そして、心もからだも温まる優しい味がします。

土井家のお味噌汁をずっと飲んできた光さん。一人暮らしをしてはじめて味噌汁の存在を意識したそうです。若い人たちの食生活にとって味噌が強い味方だという視点が新鮮でした。

「豚まんと、菜の花の味噌汁」「サンドイッチと、牛乳の入った味噌汁」「ナポリタンと、とうもろこしとソーセージの味噌汁」といった組み合わせもとても楽しい! お味噌汁の新たな楽しみが広がりそうです。今日はどんなお味噌汁にしましょうか。滋味あふれるお味噌汁の本をぜひどうぞ。

ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ

「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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