健康やダイエットの要とも言われる腸。近年よく耳にする「腸活」を続けることで、日頃の生活習慣や食事で腸内環境を整え、健康的なカラダを手に入れることができると言われています。
腸にとって良い朝習慣とは、一体どんなものなのでしょうか?
今回は、書籍『幸せになりたかったら、腸を整えなさい』の筆者で、脳腸セラピストの桜華純子さんの連載から、朝できる腸活習慣についてご紹介します。
腸を整える「朝食のポイント」
【1】「発酵食品」「食物繊維」「オリゴ糖」を効率良く摂る
午前中はデトックスタイムといわれているので、朝ごはんは「排泄を促すようなメニュー」を取り入れるのが理想的です。
「発酵食品」「食物繊維」「オリゴ糖」。この3つをバランスよくとることで、排泄がスムーズになります。
それぞれおすすめの食材は
- 発酵食品:味噌、ヨーグルト、糠漬け、納豆 など
- 食物繊維:海藻類、玄米、オートミール、きのこ など
- オリゴ糖:バナナ、玉ねぎ、はちみつ、オリゴ糖シロップ など
玉ねぎのお味噌汁+玄米、ヨーグルト+バナナ+オートミールなど、うまく組み合わせて朝食に取り入れていきましょう♪
【2】「フルーツ」を食べる♪
ビタミンやミネラルの多いフルーツには排泄作用もあるので、定番のバナナやりんご、旬のものを積極的に摂りましょう。
フレッシュなフルーツは、暑い季節の朝ごはんにぴったりですが、暑い地域で収穫されるフルーツには体を冷やす作用があるので食べ過ぎには注意です。
そのまま食べるのもいいですが、ヨーグルトに入れたり、サラダにトッピングしたり、トーストにのせたりしてもいいですね。
【3】悪玉菌の好物「砂糖」を控える
砂糖は腸内の悪玉菌の好物!朝食だけではなく、日ごろから適度な量に抑えることが重要です。
朝ヨーグルトを食べる人は多いと思いますが、加糖タイプではなくプレーンタイプを選ぶようにしましょう。
甘さが欲しい場合は、オリゴ糖やハチミツを加えると、腸が喜ぶ朝ごはんになりますよ。
市販の菓子パンやジュースなどにもたくさんの砂糖が使われているので、注意しましょう。
(参考:腸を整えてヤセ体質に!ダイエットを成功させる「朝ごはん」のポイント3つ)
腸に良い「理想的な朝の過ごし方」
【4】朝のうちに運動する
朝に運動すると代謝がアップし、基礎代謝が高い状態で一日を過ごすことができます。また、運動をすることで血行が促進され、腸も活発に動いてくれます。
理想的な運動の順番は、無酸素運動のあとに有酸素運動です。
筋トレからスクワット、時間に余裕があればウォーキング、ランニング、家の中でやるならボリウッドフィットネスなどがおすすめです。
【5】朝日を浴びて、空を見上げて深呼吸しよう
朝起きたら窓辺に立って、大きく深呼吸してみましょう!
朝日を浴びることで、腸がよろこぶセロトニンが分泌され、背筋を伸ばして空を見上げることで心身の健康を保つのに必要な「自律神経」が整います。深呼吸することで、体をリラックスさせてくれる効果もありますよ。
手軽に健やかな体と心が手に入る朝の習慣、生活に取り入れてみませんか?
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免疫力アップ、ダイエット、美肌効果など、腸を整えることで得られるメリットはたくさん♪
手軽にできる朝の腸活習慣、今日から始めてみませんか?