朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『老いも病も受け入れよう』。
昨年、九十九歳で亡くなった瀬戸内寂聴さんの本。日々を懸命に生きる姿に心打たれる一冊です。
『老いも病も受け入れよう』
著者:瀬戸内寂聴
出版社:新潮社
老いや病と向き合い、すべてを受け入れて生きる。九十九歳になった寂聴さんがたどりついた答えです。
いつも元気で明るい寂聴さんも、病のつらさに負けそうになったこともありました。八十八歳で寝たきりの生活をはじめて経験したときには、「自分と向き合う時間を仏さまから与えられたと思って」心が落ち着いたのだそうです。
寂聴さんがいつも私たちに教えてくれるのは、この世は常に変わっていくということ。「生きていれば何が起こるかわかりません。けれど、絶望してはいけません」「暗闇の空に希望の星を見出す力を、人間は与えられているのです」——。
つらいとき、悩んでいるとき、心に響く言葉がきっと見つかります。
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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