毎週金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」と「朝時間.jp」のコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。今話題のニュースに関する英語表現、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪
“No way”って言われたけど…いいの?だめなの?
海外ドラマや映画を観ていると、何かびっくりするような報告をするシーンや、嬉しいサプライズがあった場面などで
No way!
という表現を耳にしたことはありませんか?
No ということは…いいのかな?だめなことなのかな?と、疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。実はこの “No way” 、どちらの表現にも使える便利なフレーズなんですよ。
“No way!” は、「うそでしょ!」、「信じられない!」というような気持ちを表す際に使う表現で、喜んでいる時にも、ショックでびっくりしている時にも使えます。
No way!(うれしい時)=すごい!/ うそ!
例)
Aさん:We got the Jefferson award for the eco-friendly design of our new product.(=わが社の新しい商品が、環境に配慮したデザインとして賞をもらいました)
Bさん:No way! I can’t believe that we actually got such a prestigious award.(=すごい!あんなに有名な賞をもらえるなんて信じられません)
No way!(ショックを受けた時)=そんな… / うそでしょ。
例)
Aさん:I heard that the company is going to decrease our salaries.(=会社が私たちの給料を減らすつもりだと聞きました)
Bさん:No way! They decreased them just a few months ago. I’m speechless.(=そんな!ほんの数か月前に減らされたばっかりなのに。言葉もでないよ)
英語でリアクションをとるときは、つい同じ表現に頼りがちですよね。
この “No way” は、喜びも、ショックな気持ちも、そのまま相手に伝えることができる便利なフレーズですので、ぜひ覚えておいてくださいね!
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)
☆この連載は<金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!