おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
日照時間が短くなり、「あれ、もう暗くなっている!」と驚くことがある今の季節。この“日照時間の短さ”は、秋の体型維持とも大きく関係していることをご存知でしょうか。
理由は日照時間が短くなると、幸せホルモン「セロトニン」の分泌が減少する傾向にあると言われているから。そのため何だか心が寂しく感じられたり、満たされない感じがしたり……。それを手っ取り早く満たしてくれる“食”に走りがちになるというわけです。
秋は美味しい食べ物も豊富に出回りますから、なおさら体型の維持が難しい季節だと言えるでしょう。
そこで今回は、手でプニプニとつまむことができる“浮き輪肉”が脇腹についてしまったという方に向けて、次のトレーニングを一緒におこなっていきましょう。
脇腹の“浮き輪肉”に効かせるトレーニング
脇腹の筋肉(腹斜筋)は、腰をひねったり、骨盤を動かしたりするときに活躍するのですが、日常生活においてあまり動かされることはありません。
そのため筋肉が衰えやすく、脂肪がつきやすい。さらに、一度ついてしまった脂肪が落ちにくい部分だと言えます。
ここでは、そんな脇腹にグッと効かせるトレーニングを紹介していきます。
(1)ひざ立ちになり、足を腰幅に開く
※つま先は立てておく
(2)右足を真横に伸ばしたら、左肩の下に左手をつく
※右のつま先を外側に向ける
※右手は太ももに軽く添える
(3)右手を天井方向に持ち上げて、目線を上げる。5呼吸分キープする
※腰が丸まったり、反ったりしないように、骨盤は床に対して垂直に
※余裕がある方は、右足を腰の高さに持ち上げ、右手を頭の先に伸ばして5呼吸分キープしてみてください。グッと強度が高くなります。
(4)反対側も同様におこなう
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足を床についた場合と、持ち上げた場合をセットでおこなうのもいいですよ。
すっきりとした脇腹を目指して、チャレンジしてみてくださいね。
それでは今日も、よい一日を。
☆この連載は<毎週金曜日>に更新です。来週もどうぞお楽しみに!