おはようございます!ヨガインストラクターのちゃーこです✩.*˚
皆さんはご自身の「立ち姿勢」について、自信をもって「姿勢が良い」と言えますか?
今日は、シンプルだけど1番難しいとも言えるヨガ「タダーサナ」をご紹介します。
タダーサナは日本語で「山のポーズ」のこと。ヨガの基本のポーズで、その名の通り、自分が山になったようにしっかりと大地を両脚で立つ立位のポーズです。
ヨガの立位のポーズは、このタダーサナから始まり、タダーサナで終わる、と言ってもいいほどレッスン中に必ず行われます。
効果は
- 姿勢を整える
- 骨盤の歪みを整える
- 呼吸を感じやすくなる
- 集中力アップ
などなど。私の場合、身体の部位をピンポイントで意識する事ができるポーズなので、ヨガ初心者の方や身体の使い方を確かめるために必ずレッスンで行います。
ヨガマットの上でなくてもできるポーズなので、普段の生活にぜひ取り入れてみてください♪
それでは、レッスンスタート!!
1) 平らな床に母指球、小指球、かかとの3点でしっかりと立ちます。
だいたいで良いので、足の中指が真っ直ぐ正面を向くようにします。
足は腰幅、目安としてブロックを両腿で挟むとイメージしやすいです。
2) 両腿を足の付け根から少しだけ内転させます。
後ろに人がいるとイメージして…
腿を内側に回して挟んでいるブロックをその人に渡す感覚。
3) 骨盤を内側にクッと入れます。
反り腰にならないように気をつけます。
4) おしりの穴を締めます。
5) お腹を引き込みます。
健康診断でウエストを測る時お腹を凹ませたり、写真を撮る時お腹を凹ませる時の感覚で。
6) 肩を前から後ろに回し、胸を広げ肩の力を抜きます。
↓このように回します
7) 顎は軽くひき、頭のてっぺんが引っ張られ背筋が伸びていくイメージを持ちます。
8) お腹を引き込んだままゆったりと肺呼吸をします。
お疲れ様でした!
これがタダーサナです。呼吸をする時は、目を閉じた方が身体の一つ一つの動きを感じ取りやすく、呼吸にも集中できます。
猫背気味の肩は手のひらを正面に向けると、肩甲骨が引き寄せらせ、自然と胸が開きやすくなります。
正しい立ち方を常にしている方は少なく、片方だけに体重をかけてしまったり、体重をかかとだけにかけている方や、足の外側、内側だけにかけている方もいます。
間違った立ち方をし続けていると、身体に歪みが生じ肩こりや腰痛になったり、お腹が出たりお尻が下がったりします。
タダーサナは、両足に均等に体重をかけて意識して背筋を伸ばすので、姿勢改善の効果がとてもあります。
実際に行うと結構疲れます。それぐらい真っ直ぐ立つというのは難しい事なんですね。
私はヨガを始める前に必ずタダーサナをします。このポーズで身体を整えてから身体を動かすと、自然と背筋が伸び気持ちよくヨガができます。
朝行うとシャキンと背筋が伸び、1日いい姿勢でいようと意識が向きやすくなります。姿勢がキレイだと、それだけで素敵な人に見えますよね♪
様々な効果のあるタダーサナ。日頃から取り入れて、綺麗な姿勢を目指しちゃいましょう♪
今日が素敵な1日になりますように♪
ちゃーこ✩.*˚