朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『スヌーピーの50年』。
スヌーピーと仲間たちのコミックス『ピーナッツ』の歴史と魅力を伝える一冊です。作者のチャールズ・M・シュルツさんが『ピーナッツ』誕生や作品についてのエピソードを語ります。
『スヌーピーの50年 世界中が愛したコミック『ピーナッツ』』
著者:チャールズ・M・シュルツ/訳:三川基好
出版社:朝日新聞社
スヌーピーと子どもたちに出会うと、ハッピーな気持ちになれる。さえない気分のときでも、いつもの調子が戻ってくる。この本でも『ピーナッツ』の素敵な魅力に触れることができます。
1950年に新聞連載が始まって以来、世界中で愛され続けているコミック『ピーナッツ』。本書では、作者のシュルツさんの解説とともに『ピーナッツ』の歴史をたどります。名作を多数収録し、キャラクターや作品の奥深い魅力を存分に伝えています。デビュー作、スヌーピーやチャーリー・ブラウンたちの初登場作品も紹介しています。
シュルツさんの解説がとても楽しく興味深い。初期の作品に、幼い子どもたちの行動をテーマにしたものが数多くあったのは、当時シュルツさんの子どもたちがとても小さかったから。お子さんの愛らしいエピソード、そしてシュルツさん自身の子どもの頃の思い出が、作品に反映されていることがよくわかります。
シュルツさんはこんなふうに語っています。「ハイキングや、キャンプや、たき火でマシュマロを焼いて食べることなどについて描くと、わたしは気分が沈んでいたときでも元気になります」。
スヌーピーのコミックスは、ハッピーに生きるヒントにあふれています。おうちで過ごす夏休みの読書にもオススメです。
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
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