おはようございます。片づけアドバイザーの石阪京子です。
これまで9回にわたり、新しい生活スタイルのための片づけについてお伝えしてきまして、今回が最終回です。
モノと向き合い、要不要の判断を行って、必要なモノを優先して収納スペースの枠に収めていくのが片づけです。
片づけをすると、家がスッキリ片づくだけでなく、探しモノに費やす無駄な時間がなくなり、合理的な家事ができることでストレスが減り、さらに枠にあふれない買い物をすることでお金がためられるようになり、心の余裕ができて家族が仲良くなるという効果まで生まれます。
人生の土台となる整った暮らし、仕事や人間関係、さまざまなことがうまく回らないな〜と感じている時は、理想の暮らしを思い浮かべ、片づけを今すぐスタートさせることをおすすめします。
挫けそうになったときは理想の暮らしに立ち返る
片づけをしようと決心しても、家族が多く、モノがたくさん溜め込まれていると片づけをするのは大変です。
モノを全出しし、大量の荷物を前に逃げ出したくなることもあるかもしれませんね。
そんなときは呪文をとなえるように「今を乗り越えれば、理想の暮らしが手に入る!」と言葉にしてみてください。
また、理想の暮らしを書き出して、家族にも見られてインテリア的に邪魔にもならないトイレの壁に貼るのもオススメです。
なによりも、できないことばかりに目を向けず、今日ひとつなにかを手放せただけでも自分を褒めながら、淡々と進めていってくださいね!
寝る前のリセットでリバウンド防止
家はどんなに綺麗に片づけをしても、生活をしているとかならずモノを使いますので、そのまま放置すればどんどんテーブルや床にモノがあふれ散らかっていきます。
ですから、1日に一度は必ず使ったモノを元に戻すリセットを行いましょう。
私がオススメしているのは、毎日寝る前に、綺麗に片づけたキッチンやリビングの写真を撮影する事です。
写真に撮ると客観視できるので、目で見て気づかないざわつきに気づき、修正できるようになります。
そして、その写真を誰かに見てもらえるSNSにあげても良いですし、ご自分だけのメモアプリなどに保存していけば、達成感が得られて明日も頑張ろうとモチベーションが上がりますよ。
私はこれまで1000人以上の片づけに苦しむ方々と、布団一枚から紙切れ1枚までモノと向き合い、家族関係の悩みをお聞きしながら片づけや家事の改善をし、暮らしを整えるお手伝いをさせていただきました。
片づけが苦手な人は、モノにも人にも愛情深い、優しい人が本当に多いんです。
そんな方々は家族にも気を遣いますし、モノを手放す罪悪感でいっぱいになりながら片づけを行いますので、初めは、悲しくなったり苦しくなったりします。
けれど、そんな方々だからこそ人生の時間を有意義に取り戻すことができるように、「3日片づけプログラム」のメソッドで理想の暮らしを手に入れていただきたいと思い『一回やれば、一生散らからない「3日片づけ」プログラム これが最後の片づけ!』を書きました。
災害、感染症にも備えた備蓄リストもご覧になって、安全で安心な暮らしの土台づくりにお役に立てれば幸いです。
もう片づけに悩まなくなる!新刊「一回やれば、一生散らからない『3日片づけ』プログラム これが最後の片づけ!」
2020年12月9日発売!
一回やれば、一生散らからない「3日片づけ」プログラム これが最後の片づけ!(本体1,300円+税)
Withコロナ時代の「新片づけ術」!家一軒、3日で家族で片づけきると、絶対に、リバウンドしない成功ルール50!
まず部屋割りを見直し、最短3日間で、家一軒を片付けきります。スペースが生まれた後に、何をどのくらい備蓄し、それをどのように管理すればいいか、 最低限の家事でどうキープしていくか、いざという時に困らない書類管理の方法などまでを完全網羅。
「備える時代」にふさわしい片づけルールを提案する1冊です。