おはようございます。片づけアドバイザーの石阪京子です。
前回は、収納用品を選ぶ時のポイントについてお伝えさせていただきました。
必要なモノがすぐに取り出せるだけでなく、クローゼットを開けるたびに、気持ちが上がるような美しい収納は、日々の暮らしの幸せ感度を上げると私は思っています。
在宅ワークが増え長時間お部屋にいることも多いですから、インテリアもウキウキする空間にしたいですね。
そんな皆さんに今日は、片づけとインテリアについてお伝えしたいと思います。
散らかっている状態でモノを飾るのはNG
インテリアショップ巡りが大好きという30代の女性のお部屋には、お花や小物類が飾ってありました。
小物を素敵に飾りたいというお気持ちはとってもわかるのですが、毎日仕事と子育てで忙しい方なので、掃除が行き届かずせっかくのインテリアも飾りもホコリがかぶり、残念なことに…。
散らかったお部屋にモノを飾ると、余計に雑然とした印象になってしまいます。
ですので、私のお片づけレッスンでは、いったん飾っているモノをはずして部屋を片づけていきます。
忙しい方がお部屋を素敵に見せたい場合は、モノを飾るのではなく空間を美しく見せる部屋作りがおすすめです。
色のごちゃごちゃがスッキリ感をなくす
以前ある方に、「IKEAは見せる収納でモノがたくさんあるのに、どうしてごちゃごちゃ見えず素敵なんでしょう?」と聞かれたことがありました。
私は収納監修の仕事でモデルルームの収納を作ることもあるのですが、生活感を見せず素敵に見せることが大前提です。
ですので、洗濯機の上に置く洗剤はパッケージのおしゃれな外国製のモノを置いたり、本棚の本は洋書にしたりカバーをつけたり、パントリーに収納するお煎餅ひとつもパッケージのままではなく可愛い瓶にいれたり、部屋との統一感を見ながら生活感をなくしていきます。
ですが、日常生活で生活感を消すことは難しくて苦手という方も多いでしょう。
そんな方におすすめなのは、ケースを白で統一してしまうことです。
部屋に色目がたくさんあるとごちゃごちゃして見えるので、無彩色の白でまとめてしまえば部屋は明るくなりスッキリ見えます。
書籍では、他にも「部屋別!すっきりみせるポイント」も書いていますので、是非ご参考にしてみてくださいね。
もう片づけに悩まなくなる!新刊「一回やれば、一生散らからない『3日片づけ』プログラム これが最後の片づけ!」発売中
12月9日発売!
一回やれば、一生散らからない「3日片づけ」プログラム これが最後の片づけ!(本体1,300円+税)
Withコロナ時代の「新片づけ術」!家一軒、3日で家族で片づけきると、絶対に、リバウンドしない成功ルール50!
まず部屋割りを見直し、最短3日間で、家一軒を片付けきります。スペースが生まれた後に、何をどのくらい備蓄し、それをどのように管理すればいいか、 最低限の家事でどうキープしていくか、いざという時に困らない書類管理の方法などまでを完全網羅。
「備える時代」にふさわしい片づけルールを提案する1冊です。
★この連載は毎週水曜日に公開します♪