おはようございます。片づけアドバイザーの石阪京子です。
前回は、家事を楽にするキッチン道具の選び方についてお伝えしました。
整った暮らしをするには、家の中に取り入れる道具の選び方はとても重要です。
そしてもう一つ、理想の暮らしをキープするために絶対欠かせないのが、紙類の整理です。
今回は、石阪式の書類整理術についてお伝えいたします
書類の整理は、片づけの一番最後にするべし!
家の片づけで最も時間がかかるのが、紙類の片づけです。
紙類は、しっかり要不要を判断してから捨てなくてはいけないからです。判断を誤れば、大切な書類を紛れ込ませて捨ててしまうことがあるかもしれません。
財産に関わる書類をうっかりシュレッターにかけて…なんて、考えただけでもゾッとしますよね。
そして、散らかった部屋の中で書類の整理を行うと、思考が停止して作業効率がにぶり一向に片づけが進みません。
家、丸ごとの片づけを行う時は、スペースを圧迫する大きなものから要不要の決断をおこない、一番最後に、綺麗に整った部屋でゆったりお茶を飲みながら書類整理を行います。
家の片づけの最中に出てきた書類は紙袋などにまとめておき、最後に1枚ずつ内容に目を通していけば、失敗知らずです。
取っておくのは、お金に直結する書類だけでいい
書類の整理の最終目標は、必要な書類を5秒以内で素早くとりだせること。そのためには、総量を減らすことが肝です。書類が少なければ少ないほど検索性は大幅に上がります。
必要な書類を残す判断基準はたったひとつ、お金に直結する書類かどうかだけ。たとえば、証券、証書、クレジットカード、年末控除などの書類だけを残せば良いのです。
デリバリーのチラシやDM、単なるお知らせ書類は、即処分。
また、取扱説明書は「トリセツ」、年金定期便は「ねんきんネット」、ポイントカードは「Stocard」、お薬手帳なども様々なアプリで対応できます。
アプリを使ったり、紙をデータ化しクラウドに保存したりすれば、書類そのものを保管しておく必要はありませんのでペーパーレスが可能です。こうして厳選した後に、残った書類をカテゴリ毎に分けてまとめてホームファイリングします。
そうすると、急いでいるときも書類を5秒で取り出せるように。普段の生活で必要になったときはもちろん、災害時や、急に入院しなくてはならなくなった時にも安心です。
拙著では、書類を5秒で取り出せる、ホームファイリングに必要なグッズや小さな工夫についても詳しくお伝えしています。
家中の書類を完璧に整理できる手法を取得すれば一生困りません。是非ご参考にしてみてくださいね!
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