おはようございます。片づけアドバイザーの石阪京子です。
前回は、備蓄品は、枠を意識して保管することをお伝えしました。
今日は、その「枠」を形成する収納用品の選び方や、買い方のコツについてお伝えしますね。
私のお片づけレッスンを受けてくださっている生徒さんの多くは、片づけ後に大量の収納用品を処分されています。
雑誌や Instagramで、便利で有能と紹介されている収納ケースなのに、なぜか活用できず、捨てることになってしまったことはないでしょうか。
その理由や失敗しない収納用品の選び方、買い方について今日はお伝えしますね。
片づけ前に収納用品を買ってはいけません!
収納用品の購入で失敗する一番の原因は、モノを厳選する前に、先に収納用品を買ってしまっていることです。
なんとなく、便利そうだなーと購入した収納ケースにとりあえずモノを入れて、目の前からモノの存在を消してしまえば一見部屋がきれいになったように見えます。
でも、ケースが増えただけで全く解決していません。あっという間にケースからモノがあふれてしまい、また部屋が散らかってしまいます。
ですから、必要なモノだけをピックアップする「厳選」を徹底的に行うことが必要です。
使える収納用品の選び方には鉄則あり!
収納用品を買う時には、置く場所のサイズを測ること、中にしまうモノのサイズを測ることが鉄則です。
収納は、四角いパーツの組み合わせで構成して作ります。丸かったり、とんがっていたりすると積み重ねられませんから、デッドスペースが生まれてしまいます。
例えば、押し入れなどは細かいケースで仕切らず、奥行きの深い収納ケースを選んで引き出しの中で細かく分けるという方法で収納しましょう。
その結果、空間を無駄なく使い切ることができます。
ケースを選ぶときは、ロングセラーで定番商品の後々まで買い足せる、ネットでも買えるメーカーのモノを選ぶことがおすすめです。
書籍の中で私がお片づけレッスンでおすすめしているケースについてもご紹介していますので、是非お手に取ってみてくださいね。
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