話題の書籍『幸せになりたかったら、腸を整えなさい』の筆者で脳腸セラピスト 桜華純子さんによる公式ブログ「幸せを招く!心と腸を整える朝のらくらく習慣」では、心が整う習慣や、腸活メソッドなど幸せを招くヒントをお届けします♪
おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。
立春を迎えて本格的に2021年のエネルギーが始まりました。毎日笑顔で有意義に過ごすためには、不用なものを溜め込めこまないことが大切。心も体も「巡り(めぐり)」を良くすることで、幸せ体質に近づけますよ。
今日は、今すぐできる「巡り」を良くするための簡単ケアを3つご紹介します。
幸せ体質になるためのキーワード!「巡り」を良くする簡単ケア3つ
【1】「マインドワンダリング」に気をつけよう
インターネットやデジタルツールが普及して以来、私たちは様々な情報に埋もれる日々を送るようになり、『今』を生きる時間、『今』を感じる時間が少なくなっています。
「今ここに意識を向けること」を『マインドフルネス』と言いますが、反対に
- 食べながら明日の予定を考える
- 入浴しながら昨日の失敗を思い出す
など、未来や過去に意識が向いたり、不安や雑念などで「心ここにあらずの状態」を『マインドワンダリング』と言います。
このマインドワンダリングが長くなり過ぎてしまうと、幸せを育むホルモンが減少して幸福度が下がると言われています。
セロトニン、オキシトシンなどいわゆる「幸せホルモン」の分泌をたっぷり育むためには、一日の中の数分でも『今』に集中することを心がけてみてください。
例えば
- 呼吸する時…吐く時も吸う時も、息の深さや肺に酸素が入っている感覚、心の状態を感じてみる
- 歩く時…脚の動きや左右の違い、地面に着く時の感覚などを感じてみる
- 食べる時…舌での感覚、匂い、硬さ、噛む音、味など、五感で感じてみる
- お風呂に浸かる時…肌がお湯に触れている感覚、湯気を吸う感覚、匂い、音などをゆったり感じてみる
ただそのことだけに集中して、身体や心がどんな状態かをじっくりと感じてみることで、心が落ち着いてリラックスしていくと思います。
ぜひ日々の生活の中で試してみてくださいね。
【2】経絡ヨガで『氣』の流れを促す
体内には無数の『氣』が流れています。この『氣』を中医学では経絡(けいらく)と言います。
女性にとって関係の深い婦人科系や、むくみや冷え、恐れや不安、などと言ったキーワードに関係する経絡は、腎・膀胱の経絡です。この腎・膀胱経絡を、簡単にできるヨガやストレッチで日頃からケアするようにしましょう。
腎・膀胱経絡は身体の背面を通っているので、下半身の裏側(太腿の裏側・膝の裏・ふくらはぎ・アキレス腱・脚の裏)を前屈などでしっかり伸ばすヨガポーズやストレッチが効果的です。
その際、伸ばす時にゆっくりと息を吐いて、緩める時に息を吸ってください。1分ほど行うだけでOKです。
※痛い箇所がある時には決して無理をしないで、痛みが出る体勢の手前で止めてください。
【3】身体の半分以上を締める「水分」を意識
わたしたちの身体の60~70%は血液やリンパ液などの水分です。その水分の流れを良くすることは様々な病気を予防するとともに、気持ちを停滞させず巡りを良くする効果もあります。
身体と心はまさにイコール。
良質な水分をしっかり摂るように心がけましょう。
アルコール・カフェイン・糖質が入った水分の摂りすぎはNGです。朝と晩にはデトックス作用のある白湯を飲んで、それ以外の水分もハーブティーやお水など、巡りやすい水分を体に入れてくださいね。
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巡りを良くして心も体も幸せな状態になると、お肌もどんどんキレイになりますよ♪
『巡り』を意識した毎日で、笑顔で過ごす時間が長い「幸せ体質」を自分で作っていきましょう。
☆この公式ブログは<毎週金曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!