話題の書籍『幸せになりたかったら、腸を整えなさい』の筆者で脳腸セラピスト 桜華純子さんによる公式ブログ「幸せを招く!心と腸を整える朝のらくらく習慣」では、心が整う習慣や、腸活メソッドなど幸せを招くヒントをお届けします♪
おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。
毎年冬になると乾燥に負けない保湿力の高いスキンケアアイテムをよく見かけます。
私は30代前半頃に「冬が過ぎたら目尻のシワが増えていて、ショック!」という経験をしたことがあり、当時ならそういうスキンケア商品を真っ先に頼っていたはず。
けれども、10年以上前に腸活を意識したりスキンケアの方法を変えてからは、冬用スキンケア商品に頼ることなく、46歳の現在まで冬の悩みや越冬後のショックとは無縁となりました。
今回は、冬用スキンケア商品に大きなお金をかけるよりもおすすめの、うるおい美肌と健康を手に入れるための3つのポイントをご紹介します。
高価な冬用スキンケアは不要!?うるおい肌になる基本ケア3つ
【1】オイルは本当に必要?
冬は乾燥シーズンなので、うるおいは当然必要です。けれども、オイルそのものやオイルが入ったスキンケアをペタペタ塗るのは逆効果ということも。オイルを過剰に塗ることでTゾーンや口まわりの皮脂バランスが崩れてしまい、ますます荒れやすいお肌になってしまう可能性があるのです。
お肌には本来、自らの力で保湿する作用が備わっています。その作用を活かすには、表面からオイルをつけること以上に本来持っている保湿作用を高めることが大切です。
まず洗顔後はローションでたっぷりと水分を補い、美容液などを丁寧にぐぐぐ~っと手のひら全体でお肌に入れ込んでいきます。その際にぜひやっていただきたいのが、指先を使ってのタッピング。
4本の指(人差し指~小指)の指先をお肌に向かって垂直にトントントンとタッピングします。
強さは心地良いと感じる程度に、一箇所に5回ほど優しくトントントンを繰り返してください。おでこ、目の周り(眼球の上はさらに優しくタッピング)、頬全体、口まわり、あごをくまなくタッピングしましょう。
これを毎日続けることで、お肌にふっくらと弾力が出たり良い変化を感じるようになります。
ずっと使っているオイルをすぐにカットするのはお肌が驚くのでおすすめしませんが、たっぷりのローションと美容液のタッピングで徐々にご自身が持つ保湿作用を蘇らせてみてください。
【2】「うるおう食事」が美肌のカギ
冬はスキンケアだけでなく、食事からもうるおいを補うことを意識してください。
白菜や大根、カリフラワーなどの白いものは、体内に流れる経絡にうるおいを与えるという中医学の考えがあります。特に、風邪を引く時に喉や気管支から不調が始まるタイプの方は乾燥しやすい体質と考えられます。ぜひ積極的に、これら白い食材を普段の食事に取り入れてみてください。
※小麦粉製品などの精製食品はこの場合の『白いもの』には該当しません
また、代謝アップ効果があると言われるカフェインや香辛料は乾燥を増長させるという考えがあるので、摂り過ぎには注意しましょう。
【3】適度な「運動と睡眠」で内蔵をケア
お肌は内臓の鏡と言われているように、内臓に不調があるとお肌に様々な症状として表れます。
寝不足が続いたりリモートワークで長時間同じ姿勢でいることが多くなると、自律神経のバランスが崩れやすくなり、その結果、自律神経と深くかかわっている内臓の働きやお肌の状態にも影響が出てくるように…。
だからこそ、普段のライフスタイルを整えることがとても大切になります。
自宅で仕事をしている場合でもオンとオフのスイッチをしっかり意識して、座る時間が長い場合は1時間に一度立ち上がって肩甲骨ほぐし・首まわし・スクワットなど、関節まわりの巡りを良くする動きを取り入れてください。
そして、眠る前には白湯(さゆ)を飲んだりリラックスできる音楽を聴いたりして、質の良い睡眠への準備をしてぐっすり眠りましょう。
***
冬でもうるおい肌になるための3つのポイントをご紹介しました。ぜひ、取り入れやすいものから始めてみてください。
外側からと内側から、両方のお肌ケアで、みなさんが笑顔で春を迎えられることを願っています♪
☆この公式ブログは<毎週金曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!