おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。
今日は、寒い日のおうち時間に作ってみてほしい「自家製ピザまん」をご紹介します。家庭によくある食材のみで手軽に作れますし、蒸し器もイーストも不要!いつものフライパンでこんがり焼いて仕上げます♪
朝食はもちろん、お子さんのおやつにも。冷凍保存もできるので、作り置きにもおすすめです。
今週のセルフケア食材「チーズ」
チーズの効能
- 体を乾燥から守る
- 腸の動きを滑らかにする
チーズをはじめ、牛乳やヨーグルトなどの乳製品は、薬膳では「体を潤わせる食材」とされています。乳製品には油脂が豊富で、油脂には保湿する働きがあるためです。肺や皮膚など体内の乾燥しやすい部位を守り、また、腸の滑りをよくするのでお通じの巡りの改善も期待できます。秋~冬にかけては特におすすめの食材です。
フライパンで簡単!イーストも蒸し器もいらない「自家製焼きピザまん」
材料(4個分)
- ブロックベーコン 50g
- 玉ねぎ 1/4個(60g)
- (A)トマトケチャップ 大さじ2
- (A)オリーブ油 小さじ1
- (A)粗びき黒こしょう 適量
- (A)塩、砂糖 各ひとつまみ
- (A)にんにくすりおろし 少々
- ピザ用チーズ 40g
《生地》
- 薄力粉 140g
- 水 60~65ml
- 砂糖 大さじ1
- 塩 ひとつまみ
- ベーキングパウダー 小さじ1と1/2
- トマトケチャップ、サラダ油 各小さじ1
作り方
1. まず、ピザあんを作る。
玉ねぎはみじん切りに。ベーコンは7ミリ角に切る。耐熱ボウルに玉ねぎ、ベーコン、(A)を合わせて混ぜふんわりとラップをし、600Wのレンジで3分加熱する。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷ます。
2. 次に生地を作る。
ボウルに水以外の生地の材料すべてを合わせる。水を始めに60ml加えて菜箸で生地を混ぜ、残り5mlは様子を見ながら加える。全体の粉っぽさがなくなったらひとまとめにし、ぴったりラップをして15分休ませる。
3. 生地でピザあんを包む。
(2)の生地の空気を軽く抜き棒状にし、包丁やカードで4等分に切る(1個およそ55~60g)
生地を丸めて手のひらで押しながら内→外へと直径12cm大に伸ばす。中心の生地は厚く、淵は薄くなるようになればOK。
伸ばした生地にチーズとピザあんを1/4量ずつのせる。生地の淵をひっぱり中央で合わせ、きゅっと閉じる。
穴のないように包んだら形を整え、包んだ面を下にする。同様に残り3個も包む。
4. 蒸し焼きにする。
フライパンにサラダ油を中火で熱して、包んだピザまんを離して並べる。底に焼き色がついたら、水100ml(分量外)を注ぐ。
蓋をして強火で1分加熱し、さらに弱火で10分蒸し焼きにする。蓋を外して水気を飛ばす。
Instagramにて薬膳や料理教室について発信中です。
齋藤菜々子 Instagram:@nanako.yakuzen
☆この連載は【隔週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに!