冬の風物詩のひとつが「イルミネーション」。英語の “illumination” も同じ意味で使われている、と思っていませんか?いわゆるイルミネーションは、英語では “Christmas lights” と表現されることが多いのだとか! “illumination” には単なる「照明」という意味しかないため、いわゆるキラキラした電飾を表現するときには不適切なのだとか。
今日はテンナイン・コミュニケーションとのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」から、そのままではネイティブに通じない、日本人が間違いやすい和製英語と正しい英語表現3つをまとめてご紹介します♪
「バイキング」を英語で言うと
食べ放題を意味する「バイキング」。最近はコロナ禍で楽しむ機会が減っていますが、「スイーツバイキング」「朝食バイキング」などが大好き!という方も多いのではないでしょうか。
この「バイキング」は実は和製英語。外国人に “Viking”と言っても「海賊」という意味でしか通じません!
いわゆる日本のバイキング(食べ放題)は
all-you-can-eat(=食べ放題)
という表現を使いましょう◎
「ファイト!」を英語で言うと
“ファイト!”はNG!? 「頑張れ」を意味する英語フレーズ4選
誰かを励ます時に「頑張れ」という意味で「ファイト!」と使うことがありますが、この「ファイト!」も間違えやすい和製英語のひとつです。
試験やプレゼンなど「これから何かに挑戦する」という人に対して、カジュアルに「ファイト!」「頑張って!」と言いたい時、英語では
Good luck
というフレーズが使われますよ。英語の「fight」は「戦う」という意味なので、ネイティブに「Fight!」と言わないよう気をつけましょう。他に、「その調子で頑張って!」と励ましたい時は
Keep it up
がぴったり。「頑張って!」を意味する英語フレーズは他にもありますよ。いろいろな表現を覚えておいて、「ファイト!」ではない正しい英語フレーズを使って、自信を持ってネイティブを応援しましょう!
「マロン」を英語で言うと
栗ご飯や栗きんとん、モンブランなど、秋の味覚「栗」。
栗といえば日本では「marron(マロン)」ですが、これはもともとフランス語。アメリカで「marron」と言うとなんと「ザリガニ」と誤解されてしまうのだとか!
英語で “栗” と言いたいときは
chestnut(=チェスナット)
が正解。少し馴染みのない単語ですが、栗好きさんは是非覚えおいてくださいね♪
カナカナをそのまま英語にしただけでは通じない、間違いやすい和製英語を3つご紹介しました。
朝の通勤時間やちょっとしたスキマ時間など、毎日できるだけ英語に触れる時間を作って、英語力アップを目指しましょう!
(本記事は、テンナイン・コミュニケーションとのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」のバックナンバーをピックアップしてご紹介しています)