毎週水・金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」とのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。金曜日は、今話題のニュースに関する英語表現をご紹介します♪
“ファイト!”はNG!? 「頑張れ」を意味する英語フレーズ4選
何かに挑戦するときや辛いときに「頑張れ」と言われると、励まされますよね!
この「頑張れ」という表現、英語では、その時の状況によって使うフレーズが変わってきます。今回は、「頑張れ」を意味する英語表現を紹介します。
Good luck
「頑張って」という意味の、カジュアルで、定番な言い方です。試験やプレゼンテーションなど「これから何かに挑戦する」という人に対してよく使われます。ちなみに、日本語ではよく「ファイト!」という言葉を使いますが、英語の「fight」は「戦う」と言う意味なので、そのまま使うと英語のネイティブには、首を傾げられてしまいますので、気をつけましょう。
例)Good luck on your exam tomorrow! (=明日の試験、頑張ってね!)
Break a leg
こちらも “Good luck” 同様、これから何かに挑戦する人に対して使います。“leg” を複数形にすると「骨折する」という意味になってしまいます!気をつけてくださいね♪
例)I’m looking forward to your presentation in the meeting today. Break a leg!(今日のミーティングでのプレゼン楽しみにしてるよ。頑張ってね!)
Hang in there
上の2つとは少しニュアンスが異なりますが、「諦めないで!」「踏ん張れ!」という意味がある “Hang in there” 。辛い状況に直面している人を励ますときに使えるフレーズです。
例)
A: I don’t think I can finish this work by tomorrow.(=明日までにこの仕事を終わらせるのは無理だと思う)
B: Hang in there! You can do it.(=諦めないで頑張って。君ならできるよ)
Keep it up
「その調子で頑張って」というニュアンスの、既に頑張っている人、物事が上手く進んでいる人を応援するときに使うフレーズです。
例)
A: I was the top salesperson in my department in April!(=4月の営業成績が部署で一番だったんだ!)
B: That’s great! Keep it up!(=それはすごい!その調子で頑張ってね!)
英語では「頑張れ」を意味するフレーズが多くあります。状況に応じて使い分けることができるように、まとめて覚えておきましょう!
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)