おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介します!
【東京・東銀座】“後注入”が新しい!大人のジャムパン専門店「銀座 月と花」
都営浅草線や東京メトロ日比谷線の「東銀座駅」から、徒歩1分程度のところにある『銀座 月と花』。浅草のメロンパンで有名な『花月堂』の姉妹店の、ジャムパン専門店です。
2019年12月のオープン当初は、めちゃくちゃ混んでいたそう。新型コロナの緊急事態宣言も解除され、そろそろ行列も落ち着いたかな?と、7月頭に伺ってみたのですが、開店15分前に到着した時はすでに、15人待ちでした(笑)
店内は、カウンタースタイル。数名も入ればいっぱいになってしまうので、密を避けるべく、最初に数名入店し、一人が出たらまた一人入る…という感じでした。ただ、外で待っている間にメニューを渡されて、先に注文ができるので、入店後に時間がかかるということはありませんよ。(もちろん入店後に追加オーダーすることもできます)
種類がかなり豊富で、どれにするか迷ったので、スタッフの方にオススメなどを聞きながら、今回は、「白桃」「佐藤錦」「ピーチパイン」「観音山レモン」の4つを購入しました。
なぜに4つ購入したのかというと、それには理由がありまして…。4つ買うと、手土産用の箱に入れてくれるのです!
この、レトロな感じの果物のイラストがとっても可愛くて。お店のすぐそばには「歌舞伎座」があるので、楽屋への手土産などの需要もあるんだろうなぁと感じました。
さて、肝心の味ですが!
まず、パンがコッペパンのようなパン生地ではなく、パリジャンの生地。店舗奥に併設されている工房で焼きあげられたパンに、焼く前ではなく焼いた後でジャムを注入するという、とっても新鮮なスタイルです。
生地自体がシンプルなので、ジャムのフレッシュさがより際立つ仕上がりになっていると感じました。
4種類食べた中で個人的には「佐藤錦」がお気に入り。気持ち酸味も感じつつフルーツの優しい甘味、さくらんぼそのものを食べているような食感などもあり、ジャムパンの進化を感じた一品でしたよ。
ただ、一点個人的に失敗した…と思ったのが、「イチゴ」を購入するのを忘れてしまったこと。メニューを見ている時は、「あぁ、イチゴだけで何種類もあるんだ。どれか食べてみよう!」と思っていたのに、すっかり忘れてしまって…。ジャムパンといえば、やっぱりイチゴは外せませんよね!ということで、次は絶対イチゴのジャムパンを購入してみるつもりです♪
銀座 月と花
住所:東京都中央区銀座4-10-6 G4ビル1F
電話番号:03-6264-1300
営業時間:10:00~完売次第閉店
定休日:無休
公式ホームページ:https://www.ginza-tsukitohana.com/
※記事の内容は公開時点の情報です。最新情報は、お店のホームページなどでご確認ください。