使ったものを元の場所にもどす、掃除機をかける、拭き掃除をする、などの日頃の掃除はこまめにやっているのに、なぜか部屋がごちゃついている…。そう感じる方は、もしかしたら「モノを持ちすぎている」のかもしれません。
スッキリと快適に暮らすためには、普段の掃除や整理整頓だけでなく、不要なモノを減らすアクションも取り入れたいもの。持ち物が減ると、部屋や収納スペースに余裕ができて風通しが良くなり、心の快適さも増すと言われていますよ。
今日は、「捨てられない」「捨て方が分からない」という方に試してみてほしい、家の中の不要なものを捨てるための手順やヒントをまとめてご紹介します!
ステップ1 【全部出す】エリアごとに少しずつでOK
不要なものを手放す一番最初のステップはずばり、物を全部出すこと!面倒くさがらずに全て出しきることで、思っていた以上に自分がたくさんの物を持っていることに気付いたり、失くしたはずの物も見つかるかもしれません。
自分の持ち物を視覚的に把握することで、自分の買い物の傾向(お金の使い方)や、持ちすぎているもの、逆に足りていないものも知ることにも繋がるのだとか。
今日はクローゼット、来週はキッチン、その次はリビングの引き出し…など、部屋ごと、エリアごとに進めていくのがおすすめです♪
ステップ2【仕分けする】何を残したいかで選ぶのがコツ
次にそれを【いるもの】【いらないもの】に分けていきます。もし迷ってしまってなかなか仕分けができなくなってしまった時は、現時点で使っているもの、1年以内に使わなかったものという風にルールを決めてもOK。
それでもまだ迷ってしまう、やっぱりもったいないと思うものは一旦保留ボックスへ!保留ボックスに入れた物は今日中、1週間以内、1か月以内と期限を決めて、期限内に捨てるか残すかを決めましょう。そのまま放置しておくのはNGです。
ここで難易度が高いのが、誰かからもらったものや手紙、旅行の写真や思い入れのあるチケットなど、思い出のものをとっておくか、思い切って捨ててしまうかを決める作業。
この場合は「何を手放すのか」ではなく、「何を残したいか」というから考えていきましょう。手放すものではなく、残しておきたいものから考えると、選びやすさはぐっと上がります。
収納できる、あるいは飾っておけるスペースが十分にある場合は、無理に手放す必要はありません。どうしてもスペースがないという場合は写真に撮って、実物とはお別れをするという方法もありますよ。
ステップ3【しまう】用途に合わせて適切な場所へ!
自分の持ち物をいるもの、いらないものに分別できたら、次はいるものを適切な場所にしまって、いらないものは処分をします。
いるものは「適切な場所」へ
使う頻度が多いものは奥ではなく手前など、取り出しやすい場所、使うシーンに合わせてリビングなのか寝室なのか、それ以外なのか、適した場所に使いやすいように収納していきましょう。
いらないものは思い切って処分
仕分け作業でいらない、使っていないと判断したものは思い切って処分をしましょう。ゴミとして捨てるのが最も手っ取り早い方法ではありますが、元の価格や物の状態など、場合によってはリサイクルショップへ持っていったり、フリマアプリなどを利用して誰かに譲るなど、処分の方法を検討しましょう。
以上の3ステップを実践すれば、手元には必要な物、お気に入りの物だけが残って、ずいぶんと家の中がスッキリするはず。ただし、家の中のものを全部一度に出すと、途方に暮れてしまうことも…。くれぐれも一度にやろうと思わず、エリアごとに試してみてくださいね。
「スマホ」や「財布」も整理してスッキリ!
不要な物を手放して整理する、というのは何も家の中に限ったことではありません。身近な持ち物の中身を見直すことで、もっと快適な暮らしに繋がるかもしれません♪例えば…
- スマホアプリ
毎日使うスマホ。便利なアプリがたくさん入っているという人が多いと思いますが、そのアプリ、本当に全部活用できていますか?スマホのホーム画面がたくさんのアプリでごちゃついて探しにくい、使いにくいと感じている人もいるのではないでしょうか。
スマホのアプリは定期的に見直すのがおすすめ!使っていない、不要なアプリを削除することで、アプリ探しの時間を短縮したり、電池の消耗を防ぐというメリットがありますよ♪
- 財布
こちらも毎日の生活に欠かすことのできない必需品。あまり意識せずに使っていると、レシートや期限切れのクーポンなどで、ごちゃついてしまっていることはありませんか?
財布を整理する手順も、先ほどの物を手放すための3ステップと全く同じ!
1. 全部出す
2. いるもの、いらないものを分ける
3. いるものだけを収納、いらないものは処分する
という基本のやり方を守れば、お財布の中もスッキリ♪この時に考えたいのが、かさばりがちなポイントカード類を残しておくか、手放すかということ。例えば、年に数回しか行かないようなお店のポイントは、なかなかたまらないもの。ポイントカードはよく行くお店のものだけにすると決めておくと、お財布の中身が増えすぎて使いにくい…なんてことも防げます。
すぐできる!一番身近な「お財布の整理」から始める片づけ習慣♪
「いつか使いそうだから」「高かったから」「皆持っているから」…などの理由で、使わないのに持っていた物がなくなると、お部屋も気持ちもスッキリして、暮らしの快適度がアップする効果が期待できますよ。
これからのおうち時間を、もっと気持ちよく暮らしたい、と感じている方。不要なものを捨てる片付けステップを是非試してみてください♪