片づけ難易度の高い手紙や写真…「思い出のモノ」とうまく付き合うコツ

 

おはようございます。整理収納アドバイザーで朝美人アンバサダーのゆりんごです♪

手作りの作品や大切な人からもらったお手紙などの、いわゆる「思い出のモノ」。片づける時に「どこにしまえばわからない…!」と思う人も多いかもしれません。片づけようと思ってはじめても、懐かしくてなかなか進まないなんてことも。

実は、片づけの中で一番難しいとされているのが、この「思い出のモノ」なのです。

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「手放す」ではなく「残す」

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思い出のモノは、他にあるようなふつうのモノとはちょっと扱いが違ってきます。それは、自分の気持ちがこもっているかどうかという部分です。

思い出、というように、自分の思い入れがあるモノは、そう簡単には手放せないかもしれません。

でも、それでいいと思います。ただ、だからといって、際限なくとっておけるわけではないのが悲しいところですよね。おうちやお部屋という「箱」という容量が決まっている以上、その中に入るモノの量にも限りがあります。

そこで決め手となってくるのが、「何を手放すのか」ではなく、「何を残したいか」ということです。

手放すモノから考えるとなかなか難しいのですが、残しておきたいモノから考えると、選びやすさはぐっと上がります。しまっておけるスペースや飾っておけるスペースから、逆算して残しておけるモノの量を決め、そしてそれに合わせて残したいモノを選べばよいのです。

「思い出のモノ」を生かしてあげる

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例えば、一つの棚を子どもの作品スペース、などとしてしまいます。そうしたら、そこに飾れる分だけの、飾っておきたいモノを選ぶのです。

飾りきれないモノは、しまっておくスペースがあるならしまっておいたり、そうでなければ一般的に良く聞く手法の「写真に撮って、実物とはお別れ」をしたりします。

そんな風にして、思い出のモノを、「ただとっておく」のではなく、「きちんと生かしてあげる」ことが、モノにとっては一番うれしいことだと思います。

残すモノについて、ただとっておくだけで日の目を見ないようであれば、それは実際のところ必要ないのかもしれません。考えようによっては、タイムカプセルと思って押し入れの奥にしまっておく、というのもよいのかもしれませんが…笑

「家賃を払ってまで」残しておきたいかどうか

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もしも思い出のモノをたくさん、ずっと、とっておきたいのであれば、お部屋をどんどん広くしなくてはいけません。スペースを広くするのであれば、当然家賃も高くなってしまいます。

家賃が上がってもとっておきたいか、そこまでする必要がなければモノを処分してしまうか、です。

これももう、価値観の問題なので、一概にどちらがよいとも言えないのですが、自分自身でわかりやすい基準を決めて、モノを残すか手放すかを考えてみると、判断しやすいかもしれませんよ^^

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Written by

ゆりんご

ゆりんご(山口 友里)

Smirule代表

フリーランスの不動産屋。住まいコーディネーターとして、不動産賃貸売買仲介業の傍ら、セミナー講師や収納コーディネート・企業コンサルを行なっている。宅地建物取引士 / 整理収納アドバイザー / 住宅収納スペシャリスト / 企業内整理収納マネージャー。1987年生まれ。札幌市在住。2児の母。住まいに住まう人たちが、 毎日笑顔でスマートに暮らせるお手伝いをしています。

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