クセになる味!?イギリス風「ジャム入りサンドイッチ」と映画『はじまりのうた』

 

おはようございます。料理家のまきあやこです。

この連載『本と映画と朝ごはん。』では、朝におすすめの本や映画、そして、一緒に楽しみたい簡単朝ごはんレシピをお届けしています。

いよいよ今年も残るところあと僅か。今回は、ジョン・カーニー監督の作品、映画『はじまりのうた』と、一緒に食べたい朝ごはんをご紹介します。

1年を振り返りながら観たい映画『はじまりのうた』


はじまりのうた BEGIN AGAIN(字幕版)

作品の舞台は夏のニューヨークなのですが、初めて観たのがちょうど今と同じ寒い暮れの頃で、それがとても印象的だったので…毎年私は年末になると観返したくなる映画なんです。

夏のニューヨーク、音楽で成功を遂げた恋人にくっついてイギリスからニューヨークにやってきたキーラ・ナイトレイ演じるグレタ。

恋人がツアー先で浮気をして、二人で暮していた高級マンションを飛び出します。

同郷の音楽家でもある男友達の家に居候を始めたグレタは、ある日その友達が出演するライブで嫌々ながら一曲披露することに。すると、そこに偶然来ていた音楽プロデューサーのダンの目に止まります。

仕事もプライベートも上手くいかないダンが、グレタの曲を聴いているうちに生き生きと精気を取り戻していくシーンは、何度観ても大好きなシーンの一つ。音楽と出会いの魔法が散りばめられています。

こうして出会った二人が、一夏の間にニューヨークの街中で録音をしながら、アルバムを完成させていきます。

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私が、年末にこの映画を観ながらいつも考えるのは、今年の夏のこと、今年出会ったたくさんの人、今年起こった色々です。

そして、来年の夏には、自分は一体どこで、誰と、どんな風な気持ちでいるのかな、と想像しきることができない想像を、一年が終わりかけるこの季節に、わずかばかりの期待を込めながら、想像してみるのです。

キーラ・ナイトレイのイギリスライクなカジュアルファッションもとってもかわいくて、見どころの一つ。

そして、マーク・ラファロのイケメンぶりにも大注目。劇中の音楽もとっても素敵で、サウンドトラックは一年を通して今でもよく聞くアルバムの一つです。

クセになる味!?イギリス風「ジャム入りサンドイッチ」

今回のレシピは、イギリスをイメージしたジャム入りのサンドイッチにしました。

ロンドンに住んでいた頃、サンドイッチ屋さんがたくさんあって、よく朝ごはんや昼ごはんにテイクアウトをして食べたのですが、サンドイッチに甘いチャッツネやピクルス、クランベリーのジャムなんかが入ったものが定番の一つで、慣れるとくせになる味なのです。

グレタもきっと、地元イギリスの定番甘いジャムの入ったサンドイッチが恋しくなって作ったはず、と妄想しました。

ゆっくりと起きた週末の師走の朝。外は寒くて、大掃除にでもぼちぼち取り掛かろうかなぁ、なんて考えつつ。今年一年を振り返りながら、冷蔵庫にあるものでぱぱっと作ることができます。

<材料>

  • 食パン 2枚
  • マヨネーズ 適量
  • マスタード 適量
  • スライスチーズ 一枚
  • お好みのジャム(今回はいちごを使用)適量
  • お好みの具(今回はベビーリーフ、サラダチキン、ベーコン、アボカドを使用)

<作り方>

パンの片面にマヨネーズとマスタード、もう一枚のパンの片面にジャムを塗り、具材を挟んで完成!

挟んだ時に横からチラリと覗く赤色が可愛いサンドイッチです。

邦題は『はじまりのうた』ですが、原題は『Begin Again』。

一年の終わり。少しゆっくりとお休みをして、また再びはじまる一年に、心も体も準備できる時間になるといいな、と思います。

今年一年、おつきあい頂きありがとうございました。また来年も、本と映画と朝ごはんをご紹介出来るのをたのしみにしています。

☆この連載は<毎月1回第4金曜日>更新です。次回、1月もどうぞお楽しみに!

 

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