おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。
この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介します!
【京都】クルクルセイバリー、上限の月…ユニークなパンが満載!パン屋「雨の日も風の日も」
京都市営地下鉄烏丸線の「北大路駅」から徒歩20分のところにある、パン屋「雨の日も風の日も」。
実はお店の最寄りまでバスが出ているそうなのですが、私が行った時は少し弾丸で、京都のパン屋さんをたくさんめぐるべく急いでいたので、「バスを待つより、歩いてしまおう!」と徒歩を選択。距離にして1.5キロくらいです。
まず、「雨の日も風の日も」という店名がユニーク!
毎日何かに一生懸命取り組んだ時に、この言葉が良く使われますよね。日々のちょっとした幸せをお客様に届けることができるよう全力を尽くすこと、そして、お客様の晴れやかな笑顔と出会えることを願って、この店名を付けたそうです。
店内には、おなじみの食パンを始め、惣菜的なパン、デニッシュ生地なパンなどが並んでいました。
2席ほどイートインスペースがあるのですが、先約ありだったので、私はテイクアウトし食べやすいパンをセレクト。
下手に前もって知識を持たず、直接お店の方に「人気のあるパンは?」と聞くのが好きなので、この日もお店におすすめを伺ってみましたよ。
選んだのは、お店の人気2トップだという、手前の「クルクルセイバリー」と奥の「上限の月」。
上弦の月
まず特筆すべきは、この上限の月。
クロワッサン生地にくるみクリームとくるみ、マンゴー。リトーストしなくても、マンゴーの甘味とくるみの香ばしさが口内に広がり、満足度がかなり高いお味でした。
半分食べて持ち帰り、残り半分は帰宅後リトーストしてみると、じゅわりとバターの油分が表にでてきてさらに美味しくなったという…私の中でリピート決定の一品!
クルクルセイバリー
クルクルセイバリーは、第20回全日本カリフォルニアくるみ製菓製パンコンテストのグランプリ受賞作品なのだそうで、くるみの他に、チーズ、ベーコンがたっぷり。
気持ちハードな食感の生地で、もちろん単独でも美味しいけれど、スープと合わせることがオススメなパンなのだそう。
今回はそのままを外パン(=買った後、公園など外でパンを食べること)してしまったけれど、次回はリトーストしてスープと合わせたら、また新たな美味しさを発見できそうな気がする、そんなパンです。
さて、少しだけ余談になりますが。
美味しいパン屋さんが多いことで有名な京都。週末を利用して行ってみようかなという方には、お得な1日パスのご利用をおすすめします。
実際に京都に行ってみて思うのは、初乗りが東京よりも少しお高め。もちろんバスや自転車でぐるりパン屋さんめぐりするのも良いですが、京都の地下鉄には600円で1日乗り放題のものがあり、3駅も利用すれば元が取れてしまうんです。今回はいっぱいパン屋さんをめぐるぞ!という方には、この地下鉄一日券、オススメです。
雨の日も風の日も
住所:京都府京都市北区紫野東野町6
電話番号:075-432-7352
営業時間:8:00~19:00
定休日:日曜日
※記事の内容は公開時点の情報です。最新情報はお店のホームページなどでご確認ください