File87 コミュニケーションスタイリスト 吉戸三貴さん
“失敗だらけ”から脱出して、自分らしく輝くためのエッセンス!
朝はリセットの時間。丁寧にコーヒーを淹れることからはじめます! プロフィール沖縄生まれ。極度の人見知りだったが、感謝の気持ちを手書きで伝えるコミュニケーションを始めてから、次々と出会いやチャンスに恵まれるようになり、パリ奨学金留学、美ら海水族館広報、PRプランナーなどを経て起業。 株式会社スティル |
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朝時間を大切にするようになったのは、夜型のライフスタイルで体調を崩したことがきっかけです。 仕事中に倒れ、このままではいけないと生活習慣を見直すことにしました。すぐに朝型に切り替えるのは大変だったので、まず朝が楽しくなる習慣をつくることから始めました。 私の場合は、美味しいコーヒーを飲むこと。マグカップを選び、数種類のコーヒー豆やミルをそろえました。朝から会議があると外で飲むこともありますが、自宅ではできるだけ丁寧にコーヒーをいれています。 最近は、People Treeのフェアトレードコーヒーがお気に入りです。
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窓を開け、太陽の光をあびながら植物に水やりをするのが朝の習慣です。 ベランダや窓辺で、ミントやバジルなどのハーブ、季節の花、サボテンなどを育てています。花を摘んでテーブルに飾ったり、その日に会う方のためにミニブーケをつくったりすることもあります。いま一番気に入っているのは、“いい顔してる植物”をコンセプトに、独自の美しさを提案する植物屋「叢 – Qusamura」の植物。ここの多肉植物はどれも個性的で、見飽きることがありません。 アートのような植物をもっと見ていたいという思いから、最近はプロジェクトにも関わるようになりました。グリーンは、私にとって朝に欠かせないものの1つです。
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「ありがとう」を手書きで伝えるようになったことだと思います。 パリ奨学金留学や、美ら海水族館の広報、起業など、様々な機会に恵まれたのは、手書きのコミュニケーションを通して、色々な方が私のことを覚えてくれ、声をかけてくれたおかげです。 相手に求めるのではなく、まず自分から感謝をして、その気持ちを伝えることの大切さを学びました。今年の2月に出版をしたのですが、これもきっかけは1枚のハガキでした。 別の仕事で会った編集者さんに何気なくお礼状を送ったら、「手書きのコミュニケーションで未来を開く方法を、たくさんの人に伝えたい!」とご連絡をいただき、思いがけず、ありがとう本の企画が生まれたんです。 |
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「まず、今の自分にOKを出す」ということだと思います。 私自身、昔は理想と現実のあまりのギャップに落ち込み、無理な目標を立てては挫折する、ということを繰り返していましたが、それでは、毎日を楽しむことも理想に近づくこともできません。ぶれない軸を見つけたり、願う変化を起こしたりするには、自分を信じる気持ちと時間が必要です。青い鳥と同じで、“自分らしさ”の種は、その人(企業)自身の中にあります。 「私には、未来につながる可能性と魅力がある」と信じ、その種を丁寧に育てることで、美しい花が咲くんです。 コミュニケーションスタイリストとして、そのお手伝いができることを幸せに思っています。 |
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表参道に自宅とオフィスがあるので、時々、朝の散歩に出かけます。明治神宮まで、まっすぐに伸びたケヤキ並木が大好きなんです。時々、スターバックスの神宮前4丁目店に寄ってソイラテを買います。悩んでいることがあっても、コーヒーの香りと温かさに包まれて歩いている間にスッキリしますね。
お気に入りの朝食スポットは、青山アンデルセン。私にとっては頼れる街のパン屋さん的な存在で、散歩帰りに焼き立てのパンを買うことが多いです。
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朝は、色々なことをリセットして新しくスタートできる時間だと思います。 前の日の夜、仕事で辛いことがあったり、プライベートで悩みがあったりしても、太陽はいつものようにのぼり、朝がやってきます。朝時間が充実すると、1日のはじまりも明るくなるはず。自然と早起きしたくなるアイテムや習慣を見つけて、自分だけの時間を楽しめたら素敵ですね。 |
朝美人のある一日の過ごし方
コミュニケーションスタイリスト 吉戸三貴さん
今回の朝美人は、コミュニケーションスタイリストの吉戸三貴さん。 |