毎週水・金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」とのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。金曜日は、今話題のニュースに関する英語表現をご紹介します♪
敬語ではどう言うの?覚えておきたい「丁寧な英語」の話し方
ジャニーズ事務所の創設者、ジャニー喜多川さんのお別れ会が先日行われ、東京ドームに大勢の人が訪れました。
ジャニーさんと言えば事務所内での「敬語禁止」が有名で、タレントから敬語を使われると怒ったとか。
そんな敬語、英語には無いのでは?と思うかもしれませんが、実は丁寧な表現はちゃんと存在します。
今回は、敬語は英語で何というか、また、丁寧な英語表現を紹介していきます。
まず最初に「敬語」を英語では
敬語=a term of respect または formal language
と表現できます。ちなみに「敬語を使って話す」は
敬語で話す= use respectful language
と言います。
例) Many Japanese use respectful language.(=多くの日本人は敬語を使います)
英語で敬語を使うときには、日本語のように動詞を変化させる必要はありませんが
Can → Could
Will → Would
のように助動詞の時制を1つ下げたり、語尾をPleaseに変化させたりします。
また、英語の敬語は、遠回しな表現ほど丁寧な表現になります。例えば
Could you give me a pen?(=ペンを貸していただけますか?)
↓
Could you possibly give me a pen?(=ペンを貸して頂けますでしょうか?)
↓
I wonder if you could give me a pen?(=ペンを貸して頂けましたら、ありがたいのですが)
このように、遠回しの表現になるにつれて、より丁寧な言い回しになります。
ぜひ、この機会に英語での丁寧な言い回しを覚えておいてくださいね!
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)