朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『ずぼらとこまめ』。
ブランディングディレクターとして活躍する福田春美さんが「ずぼらしながらこまめする」暮らし方、生き方を紹介。ずぼらな自分もこまめな自分も、両方あっていいと思える一冊です。
『ずぼらとこまめ』
著者:福田春美
出版社:主婦と生活社
毎日、ずぼらとこまめの両極を行ったり来たり。もともとめんどくさがりだという福田春美さんが実践するのは、ずぼらでもありこまめでもある暮らし方。すべてがていねいとはいかないけれど、ずぼらしながらこまめする暮らしは、案外心地がいいのです。
たとえば、福田さんが一日の大半を過ごすキッチンでは、持ち前のずぼら力を発揮して、なべやざるは掛けっぱなし、うつわは出しっぱなしでストレスがない。一方、ガスレンジの汚れは使うたびにこまめにケアをし、料理の下ごしらえは丹念にする。自分のための食事はずぼら飯だけれど、ホームパーティではコース仕立てのお料理をふるまう。そのどちらも楽しんで作るのだそうです。
ずぼらとこまめがほどよいさじ加減、ちょうどいいあんばい。ずぼらさは無理しない生き方に、こまめさはやさしい気配りやおいしい料理につながっています。
日々ずぼらをするために、必要なところだけをちょこっとこまめにする。ずぼらとこまめ、どっちも本当の自分、そのときの気分次第でどっちに大きく振れても構わない。そんな生き方、暮らし方は無理がなくて風通しがよさそう!
暮らしのヒントに役立つ一冊。日々の生活のなかで、ちょっと無理しているかもと感じたときにもおすすめです。
Love, まっこリ〜ナ
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