週水・金曜日更新!オンライン型英会話学習教材「シャドースピーキング」事務局とのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。水曜日は、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪
英語にもあるの?避難訓練の標語「お・か・し」
日本の避難訓練でよく聞く、こんな標語を覚えていませんか?
「お・か・し」
つまり、「おさない・かけない・しゃべらない」の頭文字から成り立っています。さらに「もどらない」を加えた「おかしも」という言い方もあるようです。
規律正しく素早い避難がもとめられる日本では、集団で避難するときの注意事項を伝えています。
これがアメリカではどうでしょうか?
アメリカでは
“Stop, Drop and Roll”(=「止まれ、倒れろ、転がれ」)
という表現があるのです!
ただし、これは火災を想定したもののため、避難というよりは、実際に着火してしまったときの対処法を伝えています。
ちなみにここでの”drop”は、人が疲れたり傷ついたりして「(急に)倒れる」という意味で使われています。
集団で整列して静かに避難するのは、日本ならではの光景かもしれませんね。
でも、突然の災害への備えは、日本にいてもアメリカにいても、必要なはず。「お・か・し」と合わせ、“Stop, Drop and Roll” もぜひ覚えておいてください。
(記事協力:シャドースピーキング事務局)