雨の日の朝に読みたい♪「本屋大賞」ノミネート作品5選

 

梅雨入りする地域も増えてきて、天気が不安定なこの時期は、朝からの雨で気分がブルー…なんてこと、多いですよね。

そんな日は、少し早く起きて、1日のはじめに「朝読書」で気分転換をはかってみてはいかがでしょうか?コーヒーを飲みながらの早朝読書って…すごく気持ちいいものなんですよ♪

「でも、普段読書しないから、どんな本がいいのやら…?」なんて悩んだ時は、おなじみ「本屋大賞」のノミネート作品がおすすめ!

本を知り尽くした全国の書店員が今一番売りたい本を投票して選んでいるので、読書初心者から愛好者まで様々な人の心に響く作品が揃っていますよ♪

そこで、今回は「本屋大賞」のノミネート作品の中から、朝読書にオススメしたい本を5冊ご紹介します。

ほっこり感動作「キラキラ共和国」

2017本屋大賞にて4位を受賞し、ドラマ化もされた「ツバキ文具店」の続編。

鎌倉で文具店と代筆店を営む主人公のもとには、様々な問題を抱えた人たちから代筆依頼が舞い込んできて…。

鎌倉を舞台に、色とりどりの人間模様が交差する本作は、鎌倉ガイドとしても楽しめるので前作の知識が無くても楽しめる一冊ですよ♪

キラキラ共和国

著者:小川糸 出版社:幻冬舎

青春模様が眩しい「くちびるに歌を」

とある中学合唱部が物語の舞台。

中学合唱コンクールを目指す彼らは課題曲である「手紙~拝啓 十五の君へ~」にちなんで、15年後の自分に手紙を書く宿題を言い渡される。

長崎県の五島列島を舞台に、若者たちが悩みながら成長していく過程をピュアに切なく書いた青春小説。

甘酸っぱい青春模様が爽やかな気分にさせてくれる一冊です。爽やかな朝を迎えたい時におすすめ!

くちびるに歌を (小学館文庫)

著者:中田永一 出版社:小学館

悩める女性たちを救う「ランチのアッコちゃん」

人気公式ブログ「朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』」でも以前紹介された話題作です。

彼氏から振られて意気消沈していた地味な派遣社員の主人公は、女性上司のアッコさんから1週間のランチの交換を言い渡される。

アッコさんとのランチ交換をきっかけに前向きに明るく素敵な女性として、変わっていく主人公の姿が読者の背中を押してくれるビタミン小説。

人生訓も盛り込まれた作品ながら、美味しそうな料理の描写もたくさん入っているので元気を出したい朝にぴったりですよ♪

ランチのアッコちゃん (双葉文庫)

著者:柚木麻子 出版社:双葉社

子供から大人にまで読んでほしい「かがみの孤城」

「2018年本屋大賞」を受賞した本作は、生きづらさを感じている全ての人に贈りたい大人の心にも響くファンタジー小説。

こちらも、公式ブログ「朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』」でも紹介されています。

お子さまでも読みやすいファンタジー小説なので、親子で一緒に読んで感想を共有してもいいですね♪

かがみの孤城

著者:辻村深月 出版社:ポプラ社

切なくて温かい「昨夜のカレー、明日のパン」

「食べることは生きることだ」がテーマの本作は、若くして夫を亡くした主人公とその義父との不思議な同居生活がテーマの感動小説。

パンの焼ける匂いに幸せを感じるように、何気ない日々の生活の中にもたくさんの幸せがあるということに気づかせてくれる一冊。

主人公と義父の不思議な関係性や丁寧に描かれる食事シーンが見どころです。

公式ブログ「朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』」での紹介記事はこちら

昨夜のカレー、明日のパン (河出文庫)

著者:木皿泉 出版社:河出書房新社

…気になる本はありましたか?

「本屋大賞」をきっかけに、朝読書や本屋さんに行く習慣を身につけるのも良いですね!

雨の朝に限らず、日々の生活にマンネリを感じたときの「朝読書」も、オススメですよ♪

 

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