今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『夜空の下で』。
美しい冬の夜空とともに、この素敵な一冊を。人気イラストレーターの益田ミリさんが、夜空を眺める人たちそれぞれの物語をマンガにした作品集です。天文台職員・安藤和真さんの星にまつわる話も紹介しています。
『夜空の下で』
著者:益田ミリ
出版社:集英社
夜空の星を見上げて想うのは、懐かしい人たちのこと。またたく星を眺めれば、いまはもう会えない人たちにいつでも会える気がするのです。
24編の物語の中に、さまざまな時間や場所で夜空を見上げる人々がいる。一人暮らしのマンションのベランダで、30才の誕生日の夜に、上京する前日に恋人と。
保育園からの帰り道、お母さんと男の子はきれいな星を眺めます。今夜はハンバーグだよとお母さん。ずっと手をつないで歩くふたりにジーンときます。
広い夜空の下では、ほんのちっぽけな私たち。でも高い空の上から見たら、みんなきらきら輝いて見えるのかもしれない。ひとりひとりがやさしく温かな光を放っているかもしれない……。
こうして夜空を見上げれば、明日はきっとうまくいく。お月さまや星ぼしがずっと見守っていてくれるから。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
*朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
https://asajikan.jp/topics/cafebonbon/
朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』はこちら>>