9月30日:今日は「両親の日」
今日は、両親への感謝の気持ちをあらわす日として定められた記念日。
社会人になってしまうと、両親と会話をする機会が減ってしまった…という方も多いと思います。ましてや、一人暮らしをしている方なら、なおさら両親と会話する機会が少ないですよね。
今日は、家族ってやっぱりいいな!と感じられる本をご紹介します♪
家族ってやっぱりいいね。泣ける小説「さくら」
「さくら」 西 加奈子 (著)
西加奈子さんが描く、ある一家の物語。薫には2つ上の兄・一(はじめ)と、妹の美貴、飼い犬のサクラ、そして、仲の良い美しい父母がいます。幸せそうな家族なのですが、スーパースターのような存在だった兄が、ある事故に巻き込まれ、20歳で自殺をしてしまいます。その事件きっかけに、家族が崩壊していく様子と、悲しみを乗り越えようとする姿が描かれています。
この作品で描かれている家族の様子は、きっと日常にあふれている家族像ではないと思います。
しかし、どんな家族であれ、うまくいかないことってありますよね。恥ずかしい部分や、両親や兄弟をひどく傷つけたり、迷惑をかけてしまったりと、ダメな部分を共有するのが家族だと思うんです。
この「さくら」に出てくる家族のありかたも、特殊だけれど、決してないとは言い切れません。
どんなにケンカをしても、どん底に落ちても、でもどこかで繋がっているのが家族。切っても切れない縁の力と、家族のありがたみや優しさを、西さんの文章が気づかせてくれます。特に後半は涙なしでは読めなかったです。
読み終わったあと、家族をもっと大切にしたくなる、そんな温かい作品だと思います。ぜひお手に取ってみて下さい。
家族との日々を思い返せば、やり直したいことばかり。何であんなこと言ってしまったんだろう?なんで見に行ってあげなかったんだろう?…
振り返っても、私は後悔の方が多いと思います。でも時間は戻らないから、ちゃんとこういった気持ちを覚えておけるように、本を読んで感じたことは忘れないようにしています。
読書って、自分たちが忘れている感情を思い出させてくれるツールだと思うんです。日々の生活の中で、感じたことは忘れていってしまうから、定期的に本を読んで思い出して、自分に言い聞かせています。
感謝の気持ちを忘れないでおこう、もっと努力しよう…とか。
きっとこの本も、家族のことを考えられるヒントになると信じています。
「両親の日」とは?
自分の可能性は「無限」であることに気づき、やりたいことを現実にする「夢限」の力を仲間と創り出すことを掲げる「超」∞大学の松永真樹氏が制定。両親への感謝の気持ちをあらわす日として、両親の前で「産んでくれてありがとう」と伝えるイベントなどを行う。日付は9と30を反対から表記すると039となり「お父さん、お母さん(0)、サンキュー(39)」の語呂合わせから。
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