自分らしく心地よく朝時間を楽しんでいる方にお話をきく朝美人インタビュー。
今回は、ファイナンシャルプランナーの大竹のり子さんに朝の過ごし方についてお聞きしました。
File138 大竹のり子さん(ファイナンシャルプランナー・株式会社エフピーウーマン代表取締役)
プロフィール
編集者を経て2005年4月にお金の総合クリニック「エフピーウーマン」を設立。 雑誌、講演、メディア出演のほか、正しいお金の知識を学び、人生の“やりたい”を“できる”に変える『お金の教養スクール』を運営している。『なぜかお金に困らない女性の習慣』(大和書房)、『美しく生きる女(ひと)のためのお金の作法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など著書は40冊以上に及ぶ。一般社団法人金融学習協会理事。
http://www.fpwoman.co.jp/
大竹さんの普段の朝の過ごし方について教えてください。
朝は、ほぼルーティンで動いています。起きたらまずベッドの上で軽くストレッチ。たっぷりの常温のお水と、サプリを飲み、パソコンを開いてメールチェック。そこからリビングに移動し、ロールカーテンを上げ、時計代わりにテレビのスイッチを入れたらすぐに朝食づくり。
おおよそできあがったところで子どもたちを起こし、みんなで朝食。子どもたちを送り出したら、紅茶かコーヒーを飲みながらメールの返信をしたり、新聞(電子版)を読んだりしてほっと一息。
夜の予定がある日は、この時間に夕食の作り置き。一段落したらシャワーを浴びて出かける。ほぼこれの繰り返しです。休日はこれに部活をやっている上に娘のお弁当づくりが加わるので、平日よりも忙しいかも(笑)。
2人のお子さまがいらっしゃる大竹さん。朝は忙しいと思いますが、快適に過ごすために、工夫していることを教えてください。
朝食のメニューは前日の夜に考えて、できる下ごしらえは前の日のうちにやっておきます。たとえば、夕食を作るときに、翌朝のサラダ用の野菜も切っておいたり、お味噌汁の出汁を朝食の分もまとめてとっておいたり。寝坊しても、子どもたちの朝ごはんさえ作ればあとはなんとかなる!と思っているので、気持ちに余裕が持てますね。
朝使うもので、お気に入りのアイテムをひとつ教えてください。
書籍『美しく生きる女(ひと)のためのお金の作法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の中でも紹介したのですが、子どもたちを送り出したあとのほっと一息の時間に欠かせないアイテムが、ルピシアというブランドのフレーバーティーです。ほんのりピーチやマンゴーのフレーバーがする紅茶やウーロン茶など種類も豊富。
桜のフレーバーティーやクリスマス限定のものなど季節ごとにラインナップも変わるので、気分を変えながら朝のひとときを過ごしています。たまに会社のみんなに差し入れしたりもしていますよ。
大竹さんが意識している、朝の美容法、健康法を教えてください。
たくさんお水を飲むことでしょうか。10年ほど前からコントレックスを愛飲しており、ベッドから出たらまずは常温のものを眠気覚ましにごくごく飲みます。
硬水なので、最初はあまり味に馴染めなかったのですが、飲み続けているうちに気にならなくなりました(笑)。たくさん飲むことで、体の中の水分の循環になりますし、カルシウムやマグネシウムなど女性に不足しがちな栄養素が豊富に含まれているのも嬉しいですよね。週に1回通っている加圧トレーニングの最中や夜のお風呂の中でも手放せないアイテムです。
新刊「美しく生きる女(ひと)のお金の作法 ささやかな26の習慣で、お金が貯まりだす」では、日常生活ですぐ真似できる習慣が紹介されていますよね。朝時間.jpの読者さんにおすすめの「お金がたまる習慣」を教えていただけますか。
「モノより経験に投資する」ということを日々意識することだと思います。「モノは残るけれど、経験はすぐに消えてしまうからもったいない」と思う人もいるかもしれません。でも、経験は私たち自身の中に確実に蓄積されていきます。ですから、節約してお金を貯めるだけではなく、日常の中であえて“経験を買う”という意識がとても大切だと思います。
たまにはあえてちょっと贅沢な卵をお取り寄せしてみる。たまにはランチタイムに、タクシーに乗ってホテルのビュッフェまで足を伸ばしてみる。こうした、ささやかな経験を、あえてお金を出して買うことを習慣化してみると、毎日がきっと変わり出しますよ。
新刊「美しく生きる女(ひと)のお金の作法 ささやかな26の習慣で、お金が貯まりだす」
習いごとをはじめようかな?ちょっと大きな買い物をしたい!そんな何かをはじめるときや、変えようとするたびに、「お金の使い方見直さなきゃ・・・」と思ったことありませんか。
□朝起きたら、自分のために美味しいお茶を淹れる
□バッグの中身は7つまで
□1年後を想像しながら「今日のランチ」をプランする
□旅先でおみやげは買わない
□服・肌・髪・ネイルー“美投資”のバランスを決める
□財布は家計のクローゼット。できるだけ小さく整える
これらが大竹さんが提案される「お金がたまる作法」のほんの一部。え、こんなことでいいの?と意外に思われるものもあるかもしれませんが、覚えておいて普段ちょっと意識することが「お金がたまる人」への第一歩になりそうですよ。
さらに、保険、住まい、老後のお金、結婚・出産後のお金、教育費など、ライフステージにあわせたマネープランも紹介されています。春、新生活に読みたい1冊です。
【書籍】『美しく生きる女(ひと)のためのお金の作法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
朝美人のある一日の過ごし方
夜の予定がある日は、夕食の作り置き