今日のカフェボンボンの「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、日曜日の絵本。
ハーブのいろいろな楽しみを紹介した絵本。主人公の女の子がお隣の植物好きのおばあさんにハーブについて教えてもらいます。草花があふれるお庭を一緒にのぞいてみましょう。
葉にかすかにふれただけで、ハーブの香りがあたりに漂う。風にのって匂いは部屋の中にもふわりと入ってくる。大好きなタイムやセンテッドゼラニウムの匂いをかぐと、私はいつも胸がいっぱいになります。
ミント、セージ、ローズマリー。バジル、ルッコラ、ラベンダー。外国からきたハーブは名前も匂いもどこかエキゾチックで、異国の乾いた空気を感じます。
この絵本では、日本生まれの身近なハーブも含め、暮らしに役立つ47種類のハーブを紹介。柔らかな色合いの絵はハーブにぴったりです。
ハーブティーやハーブを使った料理、ポプリやリースの作り方を知ることで、ハーブの楽しみが広がります。おばあさんが女の子に出してくれたおしぼりの中にミントが一本。とても素敵な使い方、心配りですね。
ハーブの「朝時間」は、チコリ。空色の花は朝早く開く一日花。花時計として使われていたこともあるそうです。
『ハーブをたのしむ絵本』
作:大野八生
出版社:あすなろ書房
草木入門絵本の第一弾『盆栽えほん』もぜひ。
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イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
楽しいにちようびを。
Love, まっこリ〜ナ
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「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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