今日のカフェボンボンは、新刊『ぼくは眠れない』。
作家の椎名誠が自身の不眠症を初めて語った。長年にわたるその孤独な戦いとは……?
『ぼくは眠れない』
著者:椎名誠
出版社:新潮社
“超深夜なのか超早朝なのか。”深夜に目が覚めて朝まで眠れない。それが35年間。
シーナさんのイメージは、野性的でエネルギッシュ。海や山でキャンプしてお酒を飲んだらバタンキュー。不眠症とは無縁の印象の人だから、余計に衝撃的でした。
人気作家として数多くの仕事をこなしながら、不眠症が引き起こすストレスとどう向き合ってきたのか。長年にわたる深夜の孤独な戦いを冷静に振り返りつつ、睡眠のメカニズムについてもじっくりと考える。
著者が心安らかに眠れる場所は、海辺に張ったテントの中だという。波や風の音、たき火のはぜる音、仲間の笑い声が眠りを誘うのだ。
自然の眠り、心地よい眠りの条件とは何か。あらためて見つめ直したくなる一冊です。
Love, まっこリ〜ナ
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