モーニングから京料理まで、バラエティに富んだ選択肢のある、京都の朝ごはん。
悩んだ末、今回はミシュランで三ツ星を獲得している瓢亭の朝がゆをいただくことにしました。
瓢亭はなんと400年の歴史がある料亭。
本店と別館があり、別館はお手ごろ価格の松花堂弁当もありますが、本店でのランチは23,000円〜、となかなか気軽に行かれるお店ではありません。
朝食も別館は4,500円で、本店は6,000円、と価格差があります。
いろいろと調べたら、本店と別館では雰囲気、サービス、お料理に差があるとのこと。
そして本店での朝がゆは7月と8月の夏季限定!
冬はうずら粥になるのですが、お値段は倍!
これは本店にいくしかないでしょう!ということで、本店に行ってきました。
快く誘いにのってくれたお友達に感謝です。(予約は2名からなのです。)
驚いたのは、通された建物がが私たち貸切だったこと。
しかも400年の歴史がある茶室だとか!
歴史上の人物も来ていた場所なんだろうなと思うと、感慨深いものがありました。
<お部屋からの眺め>
お料理は朝がゆだけではなく、梅湯、三段重、八寸、椀物、鮎の塩焼もつきます。おかゆが出てくるのは最後。
お話をしながらゆっくりいただいて、50分ぐらいかかりました。
梅湯のあとに出でくるのが三段重と八寸。
卵は名物の瓢亭卵といわれるもの。開店当時から出していた歴史あるものです。
お椀、鮎の塩焼きのあと、主役ともいえる朝がゆが出てきます。
手前のくずあんで好みの味に調整しながらいただきます。
お部屋が貸切の上、6,000円は安いのではないかと思います。
京都は魅力的な街ですが、夏の暑さは想像以上に厳しく、暑さに弱い私にはちょっと辛かったです。
暑さに耐えたご褒美にもなった、贅沢な朝ごはんでした。