今日のカフェボンボンの本棚は、日曜日の絵本。
もし友だちが重い病気になったとき、私たちはどうしたらいいの? スヌーピーとその仲間たちと一緒に考える絵本です。
ある日、ライナスのクラスメートの女の子ジャニスが入院します。チャーリー・ブラウンとライナスはジャニスのお見舞いにいき、彼女が白血病だと知ります。
こんなつらいことにはじめて直面した二人。ジャニスと大の仲良しのライナスは今までに味わったのこのない心の痛みを感じます。
友だちが重い病気になったとき、どうしたらいいのだろう。自分にできることはその子のつらい気持ちを感じること。心優しく友だち思いのライナスがそう教えてくれます。
「なんでジャニスばっかり特別扱いするのよ、えこひいきしてる」そんな不満をぶつける子どもたちに、ライナスはしっかりと自分の気持ちを伝えます。
小児がんとたたかう子どもたちに力を貸してほしい。この絵本はひとりの看護婦さんがシュルツさんに宛てた手紙から生まれました。長年、小児がんの治療に携わってこられた聖路加病院の医師・細谷亮太先生が訳しています。
『チャーリー・ブラウン なぜなんだい?』
作:チャールズ・M・シュルツ/訳:細谷亮太
出版社:岩崎書店
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イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
楽しい休日を。
Love, まっこリ〜ナ
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