おはようございます。
今朝は、左京区にある老舗和菓子屋さん「一乗寺 中谷」の朝ごはんを紹介します。
京阪電車の京都側の終点・出町柳駅から、ローカル列車・叡山電車に乗り、一乗寺駅で下車。一乗寺といえば、駅をおりてすぐ西側にある本屋さん、「恵文社一乗寺店」が有名ですね。
「中谷」へは、駅から東へ歩いて6分。名物「でっち羊かん」と大きく書かれた看板が目印です。
こちらでは「いろどりごはん」(1,000円)という軽食を、朝9時からいただくことができます。
メニューは、赤飯に胡麻豆腐、おばんざいが一品と、京都らしい白味噌雑煮など!まるでお菓子のような甘いお雑煮は朝ごはんにぴったりだと思いませんか?
自慢の杵つき丸餅と大根、人参、そして香り高い鰹節がかかっています。
私自身はお餅が大好きなもので、年中お雑煮でも一向に構わないのですが(笑)、夏場はこのお雑煮が冷たいお素麺になりますよ。
ちなみに、この「いろどりごはん」に
・和菓子とお抹茶をつけると1,400円
・洋菓子とコーヒーをつけると1,650円
になります。お腹に余裕のある方はぜひ!
場所は、日本で初めて「ししおどし」を設えたという庭園で有名な詩仙堂をはじめ、「十牛の庭」で知られる圓光寺、松尾芭蕉がしばしば訪れたという金福寺、宮本武蔵ゆかりの地ある八大神社などへ向かう坂道の麓。
さらに北へ向かうと皇室ゆかりの門跡寺院・曼殊院門跡もあり、じっくり見て歩くと、一日では到底足りないエリアです。
この「いろどりごはん」、社寺巡りのまえの腹ごしらえにはうってつけのメニューですね。
この「中谷」は、創業100年を越す老舗で、現在のご主人で3代目。この3代目の奥さまがパティシエでいらっしゃるので、店内には洋菓子もずらりと並んでいます。
お饅頭やお団子といった伝統的な和菓子も品の良い甘さでおいしいのですが、「豆乳プリン」や、そば粉を使ったモンブラン「そばんぶらん」など、和洋がうまく融合していて、それでいてちょっと楽しいお菓子の数々もぜひ、いただいてみてくださいね。
一乗寺 中谷
京都府京都市左京区一乗寺花ノ木町5
075-781-5504
9:00~19:00(茶屋は18:00LO)
水曜休(11月は無休)
http://ichijouji-nakatani.com/