無理なダイエットは老けを招く!「痩せ+キレイ」を目指そう♪

 

体重を測る女性_江口_20160202_Fotolia_93676935_Subscription_Monthly_M

春は歓迎会やお花見、夏はビール、食欲の秋、忘年会から新年会へと飲み会続きの冬…シーズン毎に新たな誘惑が絶えませんよね。カロリーオーバー気味なのが気になって、一年中ダイエットをしているのが当たり前になっていませんか?

体型キープのためのダイエットや肥満予防のためのカロリーセーブはもちろん賛成ですが、体重やコレステロール値を気にしすぎるのはよくありません!

減量とリバウンドを繰り返したり、BMI値が常に標準以下になるようなダイエットでは低栄養に陥ってしまい、病気のリスクや老化が加速するという研究結果も多く出ています。

太るよりマシ!とばかりにダイエットを続けて低栄養状態のヤセ子になってしまうと、痩せているだけでなく、お肌はくすんで顔色は悪くなり、皮膚は乾燥しやすくなって、頬の肉もなくなるから、年齢よりも老けて見られてしまうことが増えてとっても損!

目の敵にされがちなコレステロールも私たちにとって大切な役割を果たしているので、値を下げることばかり気にしていてはNG!実は、コレステロールには女性をキレイにしてくれる秘密があるのです♪

コレステロール値の新基準

人間ドック学会などによる専門家委員会が昨年発表した“健康の新基準”をご存知ですか?これまで“正常”とされていたコレステロール値やBMI値の範囲が大幅に緩められました

30歳から44歳までの女性を対象にした値を見ても、総コレステロール値は140~199から145~238へ、BMI値は25未満から26.1までに引き上げられています。

総コレステロール値が高い人はHDL(善玉)コレステロール値も高い場合が多く、“総コレステロール÷HDLコレステロール=3前後” が理想のバランスと考えられています。これらの値は通常、健康診断の結果で確認できるので、ご自分の数値をチェックしてみてください!

女性にとって大事な役目も。コレステロールの秘密

HT09

“コレステロール=カラダに悪い”というイメージが定着しているかもしれませんが、コレステロールはカラダに悪いことばかりではありません!

細胞膜の成分として細胞を強くする働きや、糖・たんぱく質・脂溶性ビタミンの代謝、脂肪の消化を助ける働きなど、私たちのカラダに大切な役割を果たしています。

他にも、副腎皮質ホルモンの「コレチゾール」を分泌してシミ・シワ・たるみといった肌老化の大きな原因のひとつである体内の炎症を抑える働きをしてくれます。

さらに、コレステロールには“美人ホルモン”とも呼ばれる女性ホルモンの1種、「エストロゲン」を分泌する働きがあるのです!ツヤのある肌や髪、輝く瞳など、女性らしいカラダを作ってくれる「エストロゲン」が分泌されている時、女性は最も美しくなるそうですよ♪

ダイエットで自律神経が乱れたり、コレステロール値が減ってしまうとこの「エストロゲン」の分泌も減少してしまいます!それって凄くもったいないですよね。

そもそも日本人は、コレステロール値が低い女性の割合が多いそう。コレステロールは高すぎても低すぎてもNGです。

単に痩せるためのダイエットではなく、コレステロールの基準値を知り、その範囲内を保つように、脂肪分もふくめて栄養をバランスよく食事に摂り入れながら、上手に体とキレイのコントロール、してくださいね!

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

美肌食マイスターのビューティー習慣 [更新終了]

食事、生活習慣が変わる!美肌食マイスターが教えるビューティー習慣 [更新終了]
Written by

宮内美苗(編集部)

美肌食マイスター。
今日の食事が未来の美肌を作る!をモットーに、高い美容費をかけなくても女性がキレイでいられるサポーター的存在でありたいと願い日々活動中。ダイエットアドバイザー、ジュニア野菜ソムリエの資格を併せ持ち、カラダの内側からのスキンケア、食べてキレイになれる情報を発信しています。

連載記事一覧

ヘルス&ビューティーの人気ランキング