医療現場をはじめ、美容と健康、そしてダイエットでも注目されている水素水。せっかく水素水を飲むなら、できるだけ効果が上がる飲み方をしたいですよね。効率的な飲み方のポイントを押さえておきましょう。
水素水とは
水素水とは、水素分子が高濃度に含まれる「水素豊富水」のこと。0.08ppm以上の水素が最低水準とされています。
水素は、体を錆びつかせる活性酸素と結びついて中和させる抗酸化作用があります。
それも、細胞や遺伝子を傷つける悪玉活性酸素(ヒドロキシラジカル)と結合しやすい性質を持つため、その有用性が注目されているのです。
効果的な水素水の飲み方
- 水素濃度をチェックする
最近は様々な水素水が手軽に買えるようになりましたが、問題はその水素濃度。飲用では1.0ppm程度が効果的な濃度だと考えられています。
水素濃度が高ければ高いほど良いという訳でもなく、常温での水素飽和濃度は約1.57ppmのため、それ以上の濃度で充填されていたとしても、パッケージを開けると結局1.57ppmまで抜けてしまうのです。
- 拡散率の低い容器を選ぶ
水素水のパッケージには「充填時○○ppm」と表記されているものが多いです。でも、水素は時間とともに抜け出してしまうため、拡散率の低い容器に入ったものを選びましょう。
ペットボトルは水素分子が通り抜けやすく、密封されたアルミパウチタイプの方が水素保持率が高くなります。 - 開けたらすぐに飲み切る
水素水を飲み残しておいておくと、拡散しやすい水素は抜け出てしまい、ただの水になってしまします。開封したら飲み切るようにしましょう。
こまめに飲みたい場合は、水素を発生させるマグネシウムスティックや水素水サーバーなどを利用するのも手です。
- 常温で飲む
常温、もしくは少し温めた方が、水素の体への吸収が良くなると言われています。ただし、沸騰させると水素が抜けてしまうので注意。 - タイミングよく飲む
水素水を飲むと、約20分後には体全体の細胞に行き渡ります。そのため、活性酸素が多く発生するタイミングで飲み、体を守るのが効率的です。
例えば、スポーツ時、精神的ストレスのある時、疲れのある時、飲酒・喫煙時、紫外線を浴びる時など。1日に1回しか飲まないのであれば、活動を始める前の起床時が最も有効と言えます。
ちなみに使われなかった水素は自然に排出されるため、飲みすぎによる副作用もありません。上手に水素水を取り入れて、効率的な抗酸化生活を送りましょう!