秋になって少し涼しくなると楽になるはずが、逆に疲れが取れなかったり、運動会やスポーツの試合があったり、秋は意外と疲れがたまるシーズン。
今回は、そんな時期にオススメの、冷蔵庫に常備しておくだけで、飲みたいときに水やソーダで割ってすぐに作れる疲労回復効果のある「塩レモンスポーツドリンク」をご紹介いたします。
「塩レモン」には栄養成分がたくさん!レモンと塩に含まれる成分と機能
●クエン酸:糖質をエネルギーに変える働きがあるため疲労回復効果があります。また夏に弱ってしまった内臓機能を正常に導いてくれる働きがあります。
●リモネン:レモンの皮に含まれる成分で、唾液の分泌を促進し、消化を助けます。熱中症やバテで食欲がなく消化が悪いときにオススメです。
●ビタミンC:免疫力UP,シミくすみ予防、肌のハリ・ツヤを保つコラーゲンを合成。夏にうれしい栄養素です。
●ナトリウム・カリウム:細胞の浸透圧を維持し、体内の水分を調節したり、神経の刺激伝達に働いたり、生命の維持に欠かせない大切な栄養素です。汗と一緒に失うので夏場や運動後は適度な摂取が必要です。(過剰摂取は高血圧などを招きます)
●乳酸菌:レモンが発酵する過程で増える乳酸菌は、便秘解消にも効果的です。
レモンと塩には、疲労回復に役立つ栄養素が含まれているんですね。続いて、塩レモンの作り方をご紹介いたします。
漬ける期間は1週間。塩レモンの作り方
【材料】
- レモン 5個
- 塩 75~100g(レモンの15~20%)
- *清潔な瓶 1個(750mlで丁度よい大きさです。)
【作り方】
- 瓶をよく洗い、熱湯をかけて消毒する。レモンはよく洗い、ペーパーやふきんなどで水気をよく拭き取る。
- 輪切りレモンは、5mm厚の薄切りにする。
乱切りレモンは縦半分に切り、1個を8~10等分の乱切りにする。 - 瓶に塩を入れ、レモン、塩の順番で重ねて入れ、最後に塩を入れて蓋をする。
※直射日光の当たらない冷暗所か冷蔵庫で1週間以上おいて出来上がり。
こちらは、漬け込む時間が30分で出来る時短レシピです。
【超スピード】30分でできる「塩レモン」の作り方
【材料】
- レモン(ノーワックスのもの) 1個
- 砂糖 小さじ2
- 自然塩ト(あら塩) 小さじ1
【作り方】
- 保存瓶、レモンをきれいにあらって水気をよくとります。
- レモンをまずスライスし、千切りにしてから、5mm大のみじん切りにします。
- 瓶に②のレモンを半分入れて、砂糖と塩半量を振りいれ、その上に残りのレモンを乗せ、砂糖と塩を全部ふりかけます。
- 蓋をして、しゃかしゃか上下に15秒振ります。この時点で、もうレモンからジュースがいっぱい出てきます。
- 30分冷蔵庫に置いて、出来上がり。
塩レモンを使っての、機能性ドリンクの作り方をご紹介いたします。
パワードリンク!スポーツ栄養学的『塩レモンドリンク』
【材料】
- 塩レモン 小さじ1
- 水 180ml
- 蜂蜜 小さじ1
一般的なスポーツドリンクは以下の特徴があります。
浸透圧は0.9%:体液に近い浸透圧で、効率よく水分を補給。胃腸に負担を掛けない
クエン酸(レモン):運動時に筋肉中に蓄積される乳酸の分解を助け疲労回復。
砂糖:エネルギー源であるブドウ糖、ショ糖
自然塩:カリウム、ナトリウム、マグネシウムが取れる
塩レモン&蜂蜜は市販のスポーツドリンクの成分に非常に近く、オススメです。
秋バテに効果バツグン!ホット塩レモンジンジャードリンク
涼しくなったのに、なぜかだるい。眠い、食欲がない。の特徴がある場合、秋バテかもしれません。秋バテには栄養補給を体を温めることが大切です。
【材料】
- 塩レモン 小さじ1
- 生姜すりおろし 小さじ1(お好みで)
- お湯 180cc
- はちみつ 適量
全て入れて混ぜれば出来上がり♪
風邪予防に☆暖めてホットコーラwith塩レモン
今流行の「ホットコーラ」は風邪予防効果があるんです。抗菌効果や弛緩作用のあるスターアニスやシナモンを入れてて、ビタミンC豊富な塩レモンをいれると、痛みの伴う風邪にさらに効果的です!
【材料】1人分
- コーラ 200g
- シナモン、アニス等 適量
- 砂糖 大さじ1
- 塩レモン 大さじ1
コーラ、シナモン、アニス、砂糖を鍋に入れ、2~3分加熱する。火からおろし、塩レモンを入れる。
いかがでしたか?レモンというと夏の食べ物のイメージがありますが、実は秋の疲れにもとっても合うんです!是非お試しください♪