BLOG

【日本の朝習慣】足袋はどちらの足から履く?

 

着付けを習ってから、早13年あまりがたちました。

茶道も習っているので、着付けは必須!

茶道のイベントは朝早いものが多く、着付けを頼むわけにはなかなかいかないのです。

着付けを習うと、まずは下着のつけ方から教わります。下着よりも先に一番最初に身に着けるのは、今日のテーマの「足袋」です。

洋服だとストッキングは最後に履く人も多いかと思いますが、着付けが終わった後に足袋を履くのは結構大変なのです!

そして、足袋を履くのは、必ず「左足」から。

これは意外と知らない人が多いかもしれません。

先日狂言セミナーに参加した際、初めて足袋を履く方々のために、講師の狂言師の方が理由を説明していました。

古くから日本では、左右だと、左の方が上位だから、だそうです。

「左大臣、右大臣」というけれど、「右大臣、左大臣」とは言いませんね。

「進左退右」(しんさたいゆう、しんさたいう)という言葉もあります。(進むのは左から、退くのは右から、ということ)

武士が右から足袋を履くのは、切腹の時だけだったそうです。

西洋文化では右が上位とされるので、現在日本では両方の考え方が混在していますが、足袋を履くときぐらいは、「左が先」を意識してみませんか?

1eb6ecfe17eca0c46770a866231cfe73_m

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

トレンド通信!世界の朝、日本の朝。[更新終了]

公式ブログ
トレンド情報に敏感な著者が、日本文化や海外のトレンドをお届け![更新終了]
Written by

石垣 彩子

ソルーション・エーアイ株式会社 代表。マーケティングコンサルタント。
やりたいことは全部やる!がモットー。 趣味は茶道、相撲観戦。 新しいもの好きで、いろいろなところに出没。 東京生まれのいろんなとこ育ち。 日本を入れて5カ国で育つ。 茶道講師、きものコンサルタントの資格も持つ。
会社サイト http://www.solutionai.com/
ブログ http://ayakoi.blogspot.jp/
Instagram @ayakotokyo
Twitter @AyakoIshigaki

連載記事一覧

今日の朝の人気ランキング