今日のカフェボンボンは、『秘密基地の作り方』。
夏休み企画「自然と遊ぶ」第二弾は、秘密基地遊びのノウハウを紹介したユニークな本。建築家がすすめる秘密基地のあれこれをイラストと共にお楽しみください。
『秘密基地の作り方』
著者:尾方孝弘(日本キチ学会)/イラスト:のりたけ
出版社:飛鳥新社
小学生の頃、私も秘密基地に憧れていましたけど、基地作りに実際に夢中になっていたのはやっぱり男子でした。
基地は学校近くの裏山にあって、ザリガニのいる池のそばという絶好のロケーション。ダンボールで囲いをして、どこからか拾ってきたソファなんかも置いてある。秘密基地がすごく本格的なのに驚きました。ずいぶん熱心に通ってたのはこのためだったの!って。
著者の尾方さんは、子どもの頃、6年間で15個の基地を作った秘密基地の達人。「日本キチ学会」という秘密基地の研究団体を設立した方でもあります。
秘密基地に必要な3つの要素。それは、空間、時間、仲間。3つの「間」なのだそうです。確かに! 時間さえあれば、空間はきっと見つけ出せる。スペースの少ない都会にも、びっくりするような場所にスキマがあるんですね。
基地に格好のスキマを探せるかどうかは、観察力とイマジネーションの勝負かな。あとは工夫次第。学会が集めたアンケートをもとに選んだ秘密基地も多数載っています。奇想天外な基地もたくさんありますよ!
忘れちゃいけないのは、秘密基地遊びは危険と隣り合わせだということ。危ないことは絶対しないようにしてくださいね。
よい週末を!
Love, まっこリ〜ナ