おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ「咳エチケット」
気温が一気に下がり、インフルエンザが流行していますね。皆さま体調はいかがですか?
今回は、この時季に確認しておきたい「咳エチケット」について一緒に考えましょう。

咳エチケットとは?
咳やくしゃみをする際に出るウイルスや細菌を含んだ飛沫が周りに飛び散るのを防ぐ対策のことを言います。
感染リスクを減らすだけでなく、「周りの人を不安にさせない」という観点でも、咳やくしゃみをする際には咳エチケットを守ることが大切です。
正しい咳エチケットは?
厚生労働省が発表している「正しい咳エチケット」は、次の3つです。
【1】マスクを着用する
【2】ティッシュ・ハンカチなどで口や鼻を覆う
【3】上着の内側や袖(そで)で覆う
悪い事例
- 咳やくしゃみを手でおさえる
- 何もせずに咳やくしゃみをする
手でおさえると、その手で触った周囲のものにウイルスが付着し、それらを介して他の人に病気をうつす可能性があります。やむを得ず手でおさえる場合は、すぐに手を洗いましょう。
(参考:厚生労働省 咳エチケット)
咳やくしゃみが出ているときの配慮
マスクをすることは基本ですが、以下の配慮を添えてみてはいかがでしょうか。
- 事前に状況を伝えておく
「熱はないのですが風邪気味です」「花粉症でくしゃみが出ます」など、早い段階で知らせておくことで、周りの方は過度な心配をせずに過ごせます。 - 咳やくしゃみをするときは顔を背ける。出し終わったら『失礼しました』と伝える
- 咳やくしゃみが続くときは退室する、または距離をとり会話を控える

マスクをしていない人がいたら
病院などマスク着用が求められている施設や、咳をしているのに口を覆わない方を見ると、モヤモヤしますよね。
施設のスタッフであれば注意できますが、そうでない場合はトラブル防止のためにも直接注意することは控えたいところ。
マスクを着けられない理由があるかもしれない、と捉え、自分がマスクをする・距離をとるなど「自分でできる対策」を行いましょう。
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いかがでしょうか。マスクの着用は感染を防ぐだけでなく、周りへの配慮の一つでもあります。
感染予防の意識が高まっている今だからこそ、どうすれば少しでも安心感を与えられるかを考えて行動したいですね。
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!

