おはようございます。コスメコンシェルジュの稲毛登志子です。
秋になると気になるのが、“くすみカラー”のアイメイク。
カーキやブラウンは季節感たっぷりでシャレ見えする反面、「目もとが沈んで見える」「くすんで見える」なんてことも。
今朝は秋に映える、“くすみカラー”を軽やかに楽しむ大人の目元メイクをご紹介します。
アイシャドウは「カーキ×オレンジ」で深みと抜け感を!
カーキは洗練された印象を与える一方で、ちょっと扱いが難しいカラー。
肌のトーンや質感とのバランスが合わないと、まぶたがくすんで見えたり、くすみが強調されることもあります。
そんなデメリットをカバーしてくれるのが、ブラウンの陰影とオレンジラメのツヤ。
この3色をバランスよく重ねることで、カーキが一気に“洗練された秋色”に変わります。
【1】メインカラー(カーキ)

アイホールにカーキを広げます。
ややツヤのある質感の方が、今っぽい抜け感を出せます。
【2】締め色(ブラウン)

目のキワにブラウンを重ねて、奥行きをプラス。
カーキとの境目は、自然なグラデーションになるよう指で軽くぼかします。
【3】下まぶた(オレンジラメ)

下まぶた全体に細くオレンジラメをのせます。まばたきのたびに光が反射し、うるみ感をプラスしてくれます。
アイラインはブラウンで調和させる

くすみカラーを活かすには、アイラインを主張しすぎないことがポイント。
黄みブラウンやオリーブブラウンを選び、目尻だけ細く描いて軽やかに仕上げます。
下まぶたはラインを入れず、オレンジラメの光を生かすことで抜け感が生まれます。
アイブロウはトーンを揃えて自然に

カーキ系のアイメイクには、やや落ち着いた眉色が好相性。
アッシュブラウンやオレンジブラウンなど、アイカラーとトーンを揃えると自然になじみます。
眉尻は細くしすぎず、パウダーでふんわりと。
毛流れを整えながらナチュラルに描くと、くすみカラーの深みがより引き立ちます。
ピンクや赤みのある眉色は、オレンジラメとぶつかりやすいので控えめに。
ハイライトで「うるみと立体感」をプラス

ツヤを添えるハイライトは、くすみカラーの頼れる味方。
目頭と黒目の上にのせるだけで、肌全体がぱっと明るく見えます。
シャンパンベージュ系を選ぶと、上品でなじみやすく、くすみカラーのメイク全体をやさしくまとめてくれます。
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今朝は秋の定番、“くすみカラー”を使ったアイメイクをご紹介しました。
アイシャドウ、アイライン、眉、ハイライトのバランスを整えれば、くすみカラーでも重くなりません。
深みとやわらかさを両立した目もとで、秋の気分を満喫しましょう♪

