秋冬の静電気・広がりを抑える!朝のヘアケア対策3つ

 

乾燥が気になる秋冬の朝。鏡をのぞくと、「髪が広がる」「バチッと静電気が起きる」なんてこと、ありませんか?

今回は、ヘアメイク 森本英梨さんに教えてもらった“朝からできる静電気&広がりを抑えるヘアケアのアイデアを3つご紹介。

ヘアオイルの正しい付け方から、乾燥を防ぐアイテム、静電気を起こしにくい髪型のポイントまで。忙しい朝でも簡単にできる工夫をチェックしましょう♪

【1】朝の仕込みがカギ!「ヘアオイル」の正しい使い方

静電気やパサつきを防ぐには、朝のオイルケアが基本。ポイントは、オイルを「毛先→中間→トップ」の順で少しずつなじませましょう。

(1)まずオイルを手に取ったら、両手のひら全体に広げます。

(2)髪のどこからつけていくかというと、ますは毛先から。

ヘアオイルのおすすめの付け方

(3)続いて襟足の内側に手を入れて付けると、全体的にしっとりまとまります。

ヘアオイルのおすすめの付け方

(4)ハチのはりやすいところは、トップの髪をよけて、根元付近をしっかり抑えるように付けます。

ヘアオイルのおすすめの付け方

毛先にしっかりとうるおいを与えることで、髪の乾燥を防ぎ、広がりを抑えやすくなります。トップは重たく見せないように軽めに仕上げるのが◎

手のひらに残ったオイルを表面や前髪になじませると、ツヤ感がプラスされ、自然にまとまる髪に。朝のひと手間で、夕方まで“うるツヤ”をキープしましょう。

【2】バチッとしない!「静電気対策」

寒い季節の「髪の広がり」や「静電気」は、主に髪や空気の乾燥が原因。これから暖房を使う時期は、いっそう乾きやすい環境になります。

木製や動物製のブラシ

また、ブラシを静電気防止タイプに替えるだけでも、“パチッ”とした不快感はぐっと軽くなります。秋冬は、木製や獣毛(天然毛)のブラシ、除電ブラシがおすすめです。

洋服の素材にもひと工夫を。アクリル・ポリエステルとナイロン・ウールのように性質の異なる組み合わせは帯電しやすいので、同系統の素材でそろえると安心。

森本さんは、肌に触れる一枚目をコットンやシルクなどの天然素材に替えたことで、静電気や肌の乾燥の悩みが解消したそう。小さな工夫で、冬の朝も、髪も気分も軽やかに過ごせますよ♪

(参考:バチッ…!「静電気」を予防する、美容師さんのおすすめ対策

【3】首周りスッキリ!「長さ別・静電気対策ヘアスタイル」

どうしても髪の広がりが気になる…そんなときは、首周りをスッキリ見せるまとめ髪スタイルが便利です。

ロングヘアさんは低めのひとつ結びや三つ編みで摩擦を減らし、ボブやミディアムさんは外ハネアレンジで軽やかに。ショートヘアさんはワックスでタイトに仕上げて広がりを抑えるアレンジがおすすめです。

ロングさん向けまとめ髪

ボブヘアさん向けまとめ髪

短めボブさん向けまとめ髪

髪をまとめることでスタイル全体もすっきり見え、朝の身支度時間も短縮。長さに合わせたアレンジで、静電気を防ぎながらおしゃれも楽しみましょう♪

(参考:首周りスッキリがコツ!長さ別「静電気対策」ヘアスタイルまとめ

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おはようございます。オーガニックヘアサロン『nene hair&organic』の美容師 森本英梨です。今年最後の公式ブログの更新。今回は、冬の乾燥は髪や頭皮にどんな影響…

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乾燥や静電気が気になる季節も、朝のケアを少し変えるだけで髪は見違えるほど扱いやすくなります。

冬の朝も、自信が持てるまとまりヘアで一日を気持ちよくスタートしましょう。

 

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