おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
かぶの美味しい季節がやってきました。かぶは春と秋に旬があります。秋のかぶは実がひき締まり、甘みが強いのが特徴です。かぶは葉もやわらかく美味しいので活用しましょう。

鮮度の良いかぶは、皮をむかなくても柔らかく美味しく食べられます。かぶは鮮度が落ちるのが早く、冷蔵庫の野菜室などで長く保存すると皮が固くなり、辛みも出てくるので、買ったらすぐに調理することをお勧めします。今回は浅漬けにして保存する方法をご紹介します。
【かぶの浅漬け】

材料(作りやすい分量)
- かぶ…1個(200g・葉つき)
- 塩…小さじ1/2
作り方
【1】かぶをよく洗い、汚れがあるところだけ皮をむく。半分に切って5mm程度の厚さに切る。茎を切り落とし、茎は1cm程度の小口切りにする。
【2】ポリ袋に入れ、塩を加えて軽くもみこむ。空気を抜いて縛り、冷蔵庫で15分置く。

浅漬けはすぐに食べても美味しいですが、冷蔵庫で一晩置くと、かぶの甘みが引き立ち、より美味しく食べられます。
【かぶの塩昆布漬け】

材料(作りやすい分量)
- かぶ…1個(200g・葉つき)
- 塩昆布…5g
- 塩…小さじ1/4
作り方
【1】かぶをよく洗い、汚れは切り取る。かぶの葉を切り落とし、小口切りにする。かぶは半分に切って5mmの厚さに切る。
【2】ポリ袋にかぶとかぶの葉、塩昆布と塩を加えてよくもむ。ポリ袋の空気を抜いて口を縛り、冷蔵庫で15分置く。

冷蔵庫で一晩置くと、より美味しく食べられます。
塩漬けの浅漬けも、塩昆布漬けもポリ袋に入れて空気を抜いたまま冷蔵庫で1週間保存できます。
塩昆布のほかにも、ゆずの皮を入れて香りを足したり、柚子胡椒や七味唐辛子でピリッとしたアクセントを加えたりと、いろいろと楽しめます。
浅漬けは、お味噌汁に入れたり、鍋料理に活用したり、炒め物にも使えます。
浅漬けにして保存すれば、忙しい朝に大活躍の1品になりますよ。

甘さに驚き!朝から楽しみたい「カブのカルパッチョ」
旬の時期にはたっぷりと食べたいカブ。灰汁(アク)が少ないので、生で食べても甘く美味しい野菜です。切るだけで1品野菜料理が完成しますよ。
その他のレシピはこちら
▼かぶと野菜のスープ
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12881899830.html
▼かぶら蒸し
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12877680668.html
次回は「新生姜」の保存方法と美味しい食べ方をご紹介します。
*次回は<毎週火曜日>に更新します。どうぞお楽しみに!

