年末の大掃除シーズンに慌てても、お風呂の汚れやしぶといカビはなかなか手強いもの。
だからこそ、日々のちょっとした習慣や予防を積み重ねておくことが大切です。
今回は、整理収納アドバイザー×クリンネストのせのお愛さんに、日頃から簡単にできるお風呂掃除の習慣・予防のコツを教えてもらいました。
今のうちから少しずつ始めて、年末をゆとりある気持ちで迎えましょう!
「スポンジ交換=排水口掃除」で習慣化!

せのおさんが5年以上続けているというのが、「スポンジ交換=排水口掃除」というシンプルなルーティン。
キッチンのスポンジを交換するタイミングで、排水口を掃除するだけ。これなら、ズボラさんでも続けられそう!
ポイントは、長持ちする高価なスポンジではなく、お手頃価格のスポンジを使うこと。
1〜2カ月でヘタるので、捨てる前に家中の排水口を一気に掃除してしまいます。
完璧を目指さず、「今日は洗面所だけ」など、できる範囲でゆるく続けるのが長続きのコツです。
(参考:排水口のヌメヌメを卒業!クリンネストが5年以上続けている「ズボラ流お掃除ルーティン」)
今のうちに!カビ掃除の“基本3ステップ”

カビが増えるのは梅雨だけではなく、実は秋〜冬も油断できない時期。
「カビのエサを取り除く」→「洗剤で退治」→「予防する」の3ステップが鉄則なんだそうです。
カビを取る前に、皮脂汚れや石鹸カスなど、カビのエサになる汚れをお風呂用洗剤で取ること。
市販のカビ取り剤は、これらの汚れに対応していないものが多いので、先に落としておくのがポイントです。
カビ退治は力を入れてゴシゴシこすらず、洗剤の力を借りて落とすのがコツ。
仕上げにくん煙タイプの防カビ剤を使えば、約2カ月間カビを防げて、ズボラさんにもぴったりです。
(参考:9月はカビに要注意!意外と知らない「お風呂のカビ掃除」基本の3つ)
ウロコ汚れは“予防”がカギ!

鏡や蛇口のウロコ汚れは、一度つくと落とすのが大変。
毎年大掃除で苦労する場所の1つではないでしょうか。
せのおさんは8年間、「入浴後に冷水シャワーで流す+スクイージーで水を切る」習慣を続けているそうです。
これだけで水滴の残りが防げて、ウロコ汚れがつきにくくなるんだとか。
毎日1分のひと手間で、ピカピカのお風呂をキープできます。
また、最近では「水アカ防止スプレー」や「曇り止めフィルム」など、ウロコ汚れを予防するアイテムが豊富なので、使ってみるとより予防効果が高まりそうですね。
(参考:お風呂の「ウロコ汚れ」は簡単に予防できる!クリンネストが8年間続けている方法)

キレイが継続する!エリア別「ついで掃除」のポイント
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「お風呂掃除」の習慣・予防をご紹介しました。
「年末バタバタしないための下準備」として、今日から少しずつ始めてみませんか。

