あなたはちゃんと守れてる?SNSでの写真で気を付けたいこと4つ

 

おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。

マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。

今週のテーマ:「SNSの写真マナー」

SNSを見るだけではなく思い出の記録として、また、情報共有として使うことが当たり前の時代になりましたね。

今の小中学生は、学校の授業でSNSの使い方について学ぶところが多いですが、私たち大人は、学ぶ機会がなかったのではないでしょうか。

当たり前になった今だからこそ、もう一度SNSのマナー、今回は「写真」について一緒に考えてみましょう。

SNSとは?

ソーシャルネットワーキングサービスの略で、インターネットを通じて交流ができる場です。

Instagram、Facebook、X、Threads、YouTube、LINEなどのことを指します。

スマホ画面

写真掲載で気を付けたいこと

【1】他の人が写っている写真は、許可を取ってから

3人並んで写真を撮る女性

誰であっても「肖像権」があります。その写真を他人に見られたくない方もいらっしゃるかもしれませんので、必ず本人の許可を得ましょう。

確認が取れない場合は、顔だけではなく、本人と特定されやすい服装でないか、個人情報が写りこんでいないかも注意して、写っている場合はスタンプやモザイクで隠す、またはトリミングをするなどの加工をしましょう。

【2】本や雑誌の「中身」をスクショして掲載しない

本や雑誌の中身をスクショ(スクリーンショット)して紹介したい!と思うこともありますが、無許可の場合は著作権侵害にあたってしまいます。表紙であれば問題ありませんが、注意しましょう。

【3】写真を撮っても良い場所で撮る

場所によっては、撮影禁止のところもあります。特に、美術館・病院などは、肖像権やプライバシー保護のため、またお店では商品のデザインや内装などの著作権などの観点から、撮影を禁止している場合があります。

「どうかな」と思う場合は、確認をすると安心ですね。

撮影禁止の場所

【4】アイコン

芸能人の写真、漫画やアニメの登場人物、グッズのキャラクター、誰かが描いたイラストや撮影した写真などをSNSのアイコンに使うと、著作権違反となります。

アイコンには、自分で撮影した写真(キャラクターが写りこんでいないもの)や、自分で描いたオリジナルのイラスト、フリー画像を使用しましょう。

*****

いかがでしょうか。はじめは気を付けていても、時間が経ち、意識が薄れてきていることはないでしょうか。

鍵垢だから、24時間で消えるから、という考えは、SNSでは危険です。

誰がどこで見ているかわからない、また、たとえ削除をしたとしてもデータは残るのがSNSです。

他にも、事故現場や災害現場などは、逆の立場だったらどうか、を考えて配慮できるといいですね。

便利で楽しいSNSだからこそ、ルールやマナーを守ったうえで上手に使いましょう。

それでは、また次回!Have a ごきげん day!

このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!

 

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毎日ごきげん!心地よく暮らすためのマナーレッスン

マナー講師 林慶子さんの「毎日ごきげん!心地よく暮らすためのマナーレッスン」
Written by

林 慶子(マナー講師)

(好印象マナー講師)

福岡県出身。イギリスの幼稚園や小学校で日本文化を教えるインターンシップに参加後、こども英会話スクールマネージャー、アウトソーシング会社で新卒採用業務などの経験を経て、ANA客室乗務員として約11年勤務。
国内・国際線チーフパーサーや、国際線ファーストクラスを担当。インストラクターとして各種訓練に従事。在職中に心理カウンセラーの資格を取得。
ANA退職後、今まで培った経験と心理カウンセラーの資格を活かし、『好印象マナー講師』として起業。
LIFE JEWELER=人生を輝かせる人 として、カタチだけではなく心遣いを伝えるためのマナー、周りの人だけではなく自分もHappyになるマナーをコンセプトに、研修・講座を開催している。
【HP】https://lifejeweler.net/
【Instagram】https://www.instagram.com/life.jeweler/

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