おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
ナスが美味しい季節になりました。昨年ご紹介したナスの手軽に作れるレシピも大好評でした。昨年のレシピはこちら↓

作り置きしても美味!朝ごはんやお弁当に簡単「なす」レシピ3つ
体を冷やす作用があると言われているなすは、暑い夏こそたくさん食べてもらいたい野菜です。
今年も美味しいナスが10月頃まで出回ります。色々な品種のなすを楽しみたいですね。
ナスは皮に栄養があり、ナスニンというポリフェノールの一種で強力な抗酸化作用があると言われています。免疫力アップやアンチエイジングなどを期待するなら、皮ごと食べるのがポイントです。
ナスの皮が固い品種は縞目に剥いたり、2mm間隔に切れ目を入れると食べやすくなります。今年の夏は皮を剥かずに調理してみてくださいね。
ナスの色を鮮やかに、とろっとした味わいを楽しみたいなら「ナスの揚げびたし」がおすすめです。
油との相性がいいナスは、高温の油で揚げると色鮮やかでとろける食感になり食欲をそそります。でも、夏の暑さでは、おうちで揚げ物は避けたいですよね。そんな時にお勧めなのがレンジ調理です。レンジを使って、揚げびたし風に仕上げてみましょう。
【ナスとオクラの揚げびたし風】
材料(2人分)
ナス…1本(180g程度)
オクラ…6本
A)だし醤油…大さじ1
A)白だし…小さじ1
A)鰹節…ひとつまみ
A)すりおろし生姜…小さじ1
作り方
【1】ナスは洗って縦半分に切り、皮に2mm幅で切れ目を入れる。さらに縦に半分に切ってから5cm幅に切る。ボウルにナスを入れて水を張っておく。
※ナスは灰汁で変色しやすいので、他の調理をしている間、少し水に浸けておきます。
【2】オクラは洗って塩(分量外)を軽く擦りこみ、まな板の上で板ずりをして産毛を取る。軸とガクを削ぎ落す。
※特に鮮度のいいものはチクチクするほど産毛が痛いものあるので、板ずりをおすすめします。
【3】ナスをザルにあげ、耐熱容器に入れ、オクラも加える。ふんわりラップをして電子レンジ(600w)で3分加熱する。
【4】Aを混ぜて、3に熱いうちに混ぜ合わせ、落としラップをして冷めるまで置く。
※冷める時間で味が染みこみます。
前の日に作って冷蔵庫に入れて冷やしておいても美味しいですよ。
レンジで作るので部屋の温度が上がりにくくて夏にはおすすめの作り方です。
フライパンで少量の油で焼いてから浸してもOKです。
ナスを沢山もらったり買ったりしたら、浅漬けもお勧めです。お店で買う浅漬けの味がお家で手軽に美味しく手作りできます。朝ごはんにぴったりのお漬物です。
【ナスの浅漬け】
材料(2人分)
ナス…1本(180g程度)
A)粗塩…8g
A)きび砂糖…5g
A)水…50ml
作り方
【1】ポリ袋にAを入れ混ぜる。
【2】ナスを縦に半分に切り、皮に2mm間隔に切込みを入れ、さらに縦半分に切って5cm程度の長さに切る。
【3】1に2を入れて軽くもむ。ナスが少ししんなりしたら、ポリ袋の口を縛って冷蔵庫に1晩置く。
水を加えると予備水となって、塩と砂糖が早く染みこみやすくなります。お好みで輪切りの唐辛子を入れたり、からし漬けにしたりアレンジしてみてくださいね。
その他のなすの食べ方はこちら↓
▼「焼きナスの生ハムサラダ・バルサミコソース」
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12763224933.html?frm=theme
▼「焼かない焼きナス」
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12752241617.html?frm=theme
次回はピーマンの美味しい食べ方をご紹介します。
※この公式ブログは<毎週火曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに!