最近はビル・エヴァンスを聞いています。
知的なものに魅かれる私のツボです。
ビル・エヴァンスのJAZZは麻薬が支えていたところもあって、
せっかくのマイルスデイヴィスとのコラボレーションもそれが原因で
解消されてしまったのだとか。
麻薬中毒者の音楽に魅かれるのってどうなの?と
私の良心が疑問を投げかけるのですが、
友人曰く、「人間性と作品の芸術性は別もの」という答え。
人間としては好きになれなくても、作品は好きというのはありらしい。
大学の頃私が好きだった芸術家って、エゴンシーレにゴッホにと、
精神的に病んでいる芸術家が多かったのを思い出しました。
芸術のキワにある作品に魅かれていました。
絵を描いていないと生きていけないほど、人生に芸術が必要な芸術家たちです。
もし芸術がなかったらもっと大変なことになっていたのだと思います。
芸術がセラピーやヨガとなっていたのでしょう。
だからBILL EVANSに関しては、音楽を作るために麻薬中毒になったというのではなく、
心の繊細さを活かすフィールドとして音楽があり、
音楽が彼を支えていたのだと考えたいと思います。
そして、本人の幸せとずば抜けた才能を両立するヒントは
ヨガに可能性があるように思うのでした。
また難しいこと書いてしまいました。
妹に嫌われそうなので、シンプル・ヨガライフに努めたいと思います!