英語「in style」の意味って?
ショッピングやファッションについて、SNSに投稿する時に使える英語フレーズをまとめてご紹介します。
OOTD / Outfit of the Day
(今日のコーデ。)
こういうSNS略語は非常に多いです。TTYL (Talk To You Later:また後でね!)、LOL (Laughing Out Loud:ウケる!)、BRB(Be Right Back:すぐに戻るよ)、IMO(In My Opinion:私の考えでは)、TBH(To Be Honest:正直言って)、SMH(Shaking My Head:呆れた)などがあります。便利ですが、ついていくのが大変です!
Bought some new earrings.
(新しいピアスを買った。)
日本語の「ピアス」は和製英語。英語ではearrings、pierced earringsと言います。Your earrings are so cute!(あなたのピアス、めっちゃ可愛い!)。ちなみに「イアリング」はclip-on earringsと言います。
Just got my new wheels! Ready to hit the road in style!
(新しい車を手に入れたよ! スタイリッシュにドライブする準備はバッチリ!)
wheelsは車輪のことですが、スラングで「車」そのものを表します。I got some new wheels! (新しい車を買った!)、Do you like my new wheels?(僕が買った車はどう?)。ちなみに英語のI got a new car.は必ずしも「新車」を意味するとは限りません。私にとってのnewだから、中古車でもnewと言う時があります。
Twinsies! Matching outfits, matching vibes!
(友人とおそろい。おそろいの服で、おそろいの雰囲気!)
twinsは「双子」という意味です。女友達同士でペアルックをする時にWe’re twinsies!などと言います。vibes(ヴァイブス)は「雰囲気」や「感じ」といった意味を持つカジュアルなスラング。This place has great vibes!(ここ、すごくいい感じだね!)
Hitting the mall on Black Friday.
(ブラックフライデーのバーゲンに行ってくる!)
ブラックフライデーは、アメリカで発祥した日で、感謝祭(11月第4木曜日)の翌日のこと。クリスマスのショッピングシーズンの初日で、多くのお店が激安バーゲンを行います。当日の売上だけで店が黒字になるので「ブラックフライデー」と呼びます。日本でも一部の企業が取り入れていますが、日本では結局、「11月末の勤労感謝の日あたりに開催されるバーゲン」といった曖昧な意味になっています。
(アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より )
覚えておきたいワード&フレーズ
- OOTD :今日のコーデ(Outfit Of The Dayの略)
- earring:ピアス
- clip-on earrings:イヤリング
- wheel:タイヤ、車
- in style:スタイリッシュに、かっこよく、おしゃれに
- twinsies:双子コーデ、ペアルック
- Black Friday:ブラックフライデー、感謝祭の翌日のこと

イギリス英語「fancy」の意味と使い方
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書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』(amazon.co.jpへ)>>
著者プロフィール
アン・クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
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